江戸風景
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旧街道 散策

東京には意外と旧街道の遺跡が残っている、と思ったのは旧中山道の板橋宿や、志村坂上の一里塚が最初だった。その後東海道や、甲州街道、大山道、鎌倉街道など探せば多くあるものである。

江戸の遺構

紀尾井坂は紀伊、尾張、井伊の3家の屋敷があったことから名付けられた、などさりげなく案内板が建っているのを見つけることもウォーキングの楽しみである。他にも永代橋の崩落事故や、明暦の大火(振袖火事)、州崎十万坪の高潮被害、四谷怪談の於岩稲荷、徳川綱吉の犬屋敷跡など、多くの遺構が残る。

有名人の足跡(赤穂義士、加藤清正、松尾芭蕉)

赤穂義士だけでも松の廊下、泉岳寺、浅野内匠頭自刃跡、吉良上野介邸、大石内蔵助が切腹した細川藩邸跡などがある。加藤清正の藩邸跡や、ゆかりの寺、俳聖の松尾芭蕉が住んだ目白や深川の芭蕉庵、川崎宿の「麦の里」の句碑など、東京には有名人の足跡が至る所にある。

有名人の墓所

歴史に名高い赤穂義士の泉岳寺は言うまでもなく、ねずみ小僧次郎吉の墓などを見つけた時はちょっとした感動を覚える。谷中霊園の徳川慶喜の墓や、伝通院に葬られている徳川家康の生母於大の方、千姫などの墓、江戸時代の刑場だった回向院(両国、小塚原)、小塚原・鈴ヶ森刑場遺跡も歴史を感じさせる。

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