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掲示板(一言どうぞ) |
海上自衛隊横須賀基地 サマーフェスタ2010H220807
横須賀駅〜基地正門〜受付
8月の第1土曜日に海上自衛隊横須賀基地で行われるサマーフェスタ2010は9時から見物ができるので、それから米海軍のネイビーフレンドシップデー
、記念艦三笠と軍港横須賀を堪能し、昼過ぎに海軍カレーで昼食を、と計画した。
9時に着いて横須賀駅前から左折、高架の県道本町山中有料道路沿いに護衛艦きりしま、米海軍駆逐艦フィッツジェラルドを見つつ、横須賀基地へ向かう。横須賀基地入口辺りから人が増えだし、列に並んでのろのろと進むが、正門を過ぎるとほとんど動かず、総監部庁舎前の手荷物検査場には折り返しの長い列が見える。4ヶ所も検査場があるものの、手荷物検査に手間取り、終わったのは9時45分である。猛暑の中木陰はなく、流れ落ちる汗はとまらない。
イージス護衛艦きりしま〜米海軍駆逐艦フィッツジェラルド
ちびっこ対象に手旗信号などを教えるマリン教室が行われる総監部庁舎前のサマーフェスタ2010会場案内で場所を確認する。後で縮尺が曖昧で、それぞれのイベント間に距離があり、猛暑で体力消耗の一因になるとは思いもしなかった。右手奥のヘリコプターSH−60を見た後、米海軍駆逐艦フィッツジェラルドと並ぶイージス護衛艦きりしまのタラップを上り乗艦する。
艦首の艦橋に設けられた高性能20ミリ機関砲(CIWS)、イラク戦争のトマホーク巡航ミサイルなどで有名なミサイル垂直発射装置(VLS)、銀色に光る54口径127mm速射砲を見た後、イージス艦の特徴とも言える長距離、他目標追尾可能のSPY−1Dレーダー脇を通り、米海軍駆逐艦フィッツジェラルドに向かう。
イージス護衛艦きりしまからタラップで米海軍駆逐艦フィッツジェラルドに乗艦、艦首に向かう。艦首と艦尾に設けられた艦対艦ミサイル ハープーン、きりしま同様に設けられた垂直発射システム(VLS)、SPYレーダー、5インチ(127mm)単装砲を見た後、艦橋見物に向かう。丁度武山基地からのヘリコプターによる救難訓練、曳航船放水イベントが行われる。テレビや映画で見るような艦橋を見た後、艦尾を見てタラップを渡り、イージス護衛艦きりしまに戻る。
イージス護衛艦きりしまの艦尾にあるVLS Mk41 Mod2を見た後に下艦、自衛隊グッズ・土産物店の長いテント列を見ながら航空自衛隊PAC−3展示場に向かう。総監部庁舎前のサマーフェスタ2010会場案内では数店しかないと思った自衛隊グッズ・土産物店は長く、販売するのは自衛隊協力会などで、むくつけきおじさん達が慣れない手つきで売り子を務めている。
砕氷艦しらせ〜護衛艦たかなみ〜補給艦ときわ
護衛艦たかなみ、補給艦ときわと桟橋を挟んで並ぶ砕氷艦しらせは、雪原でも認識出来るようにするため鮮やかなオレンジ色の船体である。砕氷艦しらせの桟橋から見たイージス護衛艦きりしま、米海軍駆逐艦フィッツジェラルドは小さく、かなりの距離があることが分かる。
砕氷艦しらせに乗艦し、南極の石が飾られた艦尾の飛行甲板に向かい、格納庫には南極の氷を始め、観測結果などの展示がなされている。艦内は事務所などであり、見学はもちろん出来ないので、艦橋沿いの階段を上って行くが、行けども行けども、という感じである。艦橋からの眺めはよく、階段を下って下艦、護衛艦たかなみに向かう。
護衛艦たかなみに乗艦し、艦尾 飛行甲板を見た後、インド洋での燃料補給にも従事した補給艦ときわに向かう。途中で補給艦ときわに行って、戻るというのが見物コースになっていて、唐突にときわに行く順路指定がなされており、タラップは強度の関係で同時に3人しか渡れず、隊員が指示している。艦尾の飛行甲板から艦首に行くと、補給艦なので、クレーン等様々な設備がある。
護衛艦たかなみに戻り 水上発射管HOS−302や、艦首の54口径127mm速射砲を見た後下艦する。補給艦ときわから遠望される潜水艦おやしおは小さく、噴出す汗がとまらない猛暑の中を歩き続ける。
潜水艦おやしお〜基地正門〜横須賀駅
潜水艦おやしおが遠いせいか、見物客も格段に少なく、乗艦口から内部に入る人も極めて少ない。チャンス、と思ったら、事前に申請し、乗艦許可の葉書をもらった人だけが乗艦できるとのことである。そのことを知らない人だけが訪れるわけで、どおりで閑散としていると思った。
おやしおが見物できなかったため、どっと疲れが出て、米軍基地巡りは次回にすることとした。補給艦ときわ、護衛艦たかなみ、砕氷艦しらせ前を過ぎ、航空自衛隊PAC−3展示、自衛隊グッズ・土産物店、イージス護衛艦きりしまと通り、横須賀基地正門を出て、ヴェルニー公園脇で右折、横須賀駅に至る。
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