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万歩計



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秋の京都 洛北散策H251007



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地図上の歩行距離 13.5km(システムの機能上、実際のルートと違う場所があり、実距離は1.5倍になります
Nkm/Mkm N:区間距離、M:起点からの累積距離

経路 A:北大路駅〜北大路通〜B:大徳寺(1.6km)〜北大路通〜C:金閣寺(2.1km/3.7km)
木辻通〜D:龍安寺(1.6km/5.3km)〜きぬかけの路〜E:仁和寺(1.3km/6.6km)
一条通(府道29号)〜F:大覚寺(4.3km/10.9km)〜長辻通(府道29号)〜
G:天龍寺(2.0km/12.9km)〜長辻通(府道29号)〜H:渡月橋(0.6km/13.5km)

【関連サイト】   秋の大阪、京都散策H221001-02(北大路駅〜大徳寺〜千本北大路交差点)
有名仏閣 京都 大徳寺

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 北大路駅〜大徳寺〜金閣寺

 京都市営地下鉄烏丸線の北大路駅から北大路通を西進、立命館大学附属小学校を過ぎ、堀川北大路交差点で左折して堀川通へ進むと白く長い塀が続き、その切れ目にひっそりと小野篁、紫式部の墓の案内の碑が立っている。小野篁は9世紀前半の参議で、昼は宮中で、夜は井戸を通り閻魔大王に仕えたと言われ、「愛欲を描いた咎で地獄に落とされた式部を、篁が閻魔大王にとりなした」という伝説がある。

 北大路通の大徳寺前交差点で右折し大徳寺通を北上すると総門があるが、北大路通を大徳寺沿いに西進し南門から大徳寺に入る。黄梅院、龍源院などの大きな塔頭が並ぶ南門からの参道を北上、突き当りの勅使門の右手には総門がある。左の勅使門(重要文化財)、平康頼之墓を歩いて北上、重要文化財の三門、仏殿、法堂と進んで突き当りの宗務本所に出る。3年前に大徳寺を隅から隅まで見物したのでここで引き返し、南門へ戻る。今宮門前交差点には建勲神社北参道の案内があり、千本北大路交差点で千本通を渡って突き当りで左折、西大路通へ進み金閣寺前交差点で右折して鞍馬口通を進む。

 鞍馬口通の突き当りにある金閣寺の黒門から参道を西進、総門を通ると鏡湖池と青空とが一体となった鮮やかな金色の金閣が美しい。庭園の北の丘に入ると、銀河泉(義満公 御茶の水)、巌下水(義満公 お手洗いの水)、龍門の瀧と鯉魚石の遺構や白蛇の塚がある「安民沢」という名の池が続く。丘の上には足利八代将軍義政公遺愛の富士形手水鉢がある茶亭「夕佳亭」があり、その下の不動堂から庭園を出る。

 金閣寺〜龍安寺〜仁和寺

 金閣寺(鹿苑寺)の黒門を出て右折、木辻通(鏡石通)を南西に進む。平成3年に金閣寺から御室方面にいたる道のりは、「きぬかけの路」と公募によって名付けられた。きぬかけの路を歩き、衣笠馬場町交差点を過ぎ、立命館大学衣笠キャンパス沿いに西進、石庭で有名な龍安寺に着く。

 きぬかけの路の龍安寺入口の石柱で右折し参道を北上、拝観受付の山門を抜けて鏡容池沿いに歩き、三笑橋を渡って庫裡への石段を上る。庫裡から方丈に入ると有名な石庭である。石庭は、東西25メートル、南北10メートルの空間に白砂を敷き詰め、15個の石を配したもので、石の意味は謎に包まれており、見る人の自由な解釈に委ねられている。方丈を巡り「吾れ唯足ることを知る」と読む蹲踞(つくばい)、侘助椿を見て外に出る。辨天島に寄った後、鏡容池を周遊する。

 さらに木立に囲まれたきぬかけの路を西進すると、仁和寺の巨大な二王門が見える。仁和4年(888)、宇多天皇が仁和寺を完成されて退位後、出家して住坊にされた。二王門を抜けると参道のはるか奥に中門が見え、左の本坊表門から御殿に入る。白書院前の白砂が美しい南庭の向こうに勅使門があり、右近の橘、左近の桜の桜がある宸殿の廊下を回ると池泉式の北庭があり、境内の五重塔が見える。北庭の先には御殿内の唯一の仏堂で、仁和寺歴代門跡の位牌をおまつりしている。戻って本坊表門から長い参道を北上、勅使門を経て中門を通り境内に入る。遅咲きで有名な御室桜、工事中の観音堂、立派な五重塔と過ぎ、内裏紫宸殿を移築した金堂に至る。

 仁和寺〜広沢池〜大覚寺

 仁和寺から「きぬかけの路」とも言われた市道衣笠宇多野線(183号)を西進、福王寺交差点で国道162号を渡り、一条通(府道29号)へ進む。宇多野病院、宇多野ユースホステル入口、立命館大学インターナショナル ハウスUと過ぎ、芳香を放つ金木犀や竹林が続く山道をひたすら歩く。一条山越通交差点で山越通を渡ると広沢池に着く。広沢の池は周囲1.3kmの大きな池で、日本三沢の一つに数えられる。異説もあるが、平安時代に遍照寺建立に合わせて庭池として作られたと言われる。佛教大学宗教ミュージアム、案山子の行列を過ぎ、大覚寺門前交差点で右折する。

 参道でもある府道大覚寺平岡線(136号)を北上、大覚寺に入り、大玄関(式台玄関)に置かれた後宇多法皇御使用の御輿江を見る。江戸時代(延宝年間)に後水尾天皇より下賜された寝殿造りの宸殿の前庭には左近の梅、右近の橘、唐門、石舞台が白砂の中にある。嵯峨天皇・後宇多天皇・恒寂入道親王・秘鍵大師(弘法大師)の尊像をお祀りしている御影堂、後水尾天皇の等身大の僧形を奉安している御霊殿(安井堂)、五大堂(本堂)の観月台から見る大沢池と経て、霊宝館、勅封心経殿を通って大玄関(式台玄関)に戻る。

 大覚寺〜天龍寺〜嵐山 渡月橋

 大覚寺から参道を戻り、大覚寺門前交差点で右折、一条通(府道29号)へ出て突き当りで左折、すぐ先の和菓子店甘春堂前で狭い道に右折する。嵯峨釈迦堂前交差点で左折、長辻通(府道29号)を南下し、嵯峨小学校、JR嵯峨野線の踏切と経て天龍寺に着く。

 天龍寺は足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、暦応2年(1339)、夢窓疎石を開創に迎え創建した寺院である。長辻通(府道29号)から総門をくぐって天龍寺に入り、中門から長い参道を西進して法堂に着く。本玄関、庫裡は改修工事中のため大方丈を見物後に横を通り、曹源池庭園、雲龍図と過ぎ、小方丈脇の階段を上り、拝観コースに従って庭園を散策する。亀山上皇が離宮を営んだ際、後醍醐天皇が学問所とした地に建てられた多宝殿を経て、大方丈に戻り、参道を東進して長辻通に戻る。

 さらに観光客で混みあう長辻通を南下すると、全体が赤い大きな建物が目に入る。京都土産物店が集まった店だが、その奥に京福電鉄の嵐山駅がある。さらに南下すると桂川に架かる渡月橋に至る。





 
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