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H250525_フュッセン〜オーバーアマガウ〜ミュンヘン

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  フュッセン〜オーバーアマガウ〜ミュンヘン

 外気温4℃と相変わらずの寒さでどんよりとした曇り空のもと、広々とした田園風景が続くなかをひたすらオーバーアマガウへ向かう。オーバーアマガウはペスト流行の1633年に立てた誓いにより、1634年から10年ごとに村民の演ずる大がかりな受難劇で有名である。キリスト受難劇劇場から木組みのホテルや土産物店が並ぶバーンホフ通りを東進してドルフ広場で右折、エッタラー通りへ進む。正面に見える冠雪したコンフェル(Kofel)山は独特の山容で標高1,342mである。エッタラー通りを南下し、カトリック教会、ホテル マキシミリアンと経て、グリム童話に題材をとったフレスコ画の町として有名な赤頭巾ちゃんの家、ヘンデルとグレーテルの家、ブレーメンの音楽隊の家、七匹の子山羊の家と続く。

 エッタラー通り を戻り、正面入口左右には墓碑が立てられているカトリック教会は外観からは想像できないほど立派な天井などの絵、祭壇がある。ドルフ広場で左折、バーンホフ通りを西進しキリスト受難劇劇場に戻る。

 激しい雨のアウトーバーンを走り、薄日が差してきたミュンヘン市内のニンフェンブルク宮殿を散策する。ニンフェンブルク宮殿は、バイエルン選帝侯フェルディナント・マリアの命により1675年完成、孫の神聖ローマ皇帝カール7世が現在の形にした。第一印象は横に広いが平板な宮殿である。 宮殿前には池があり、白鳥が戯れ、ウエディングドレスで盛装した新郎新婦が池や宮殿前で写真を撮っていた。

  ミュンヘン レジデンツ博物館

 ホテル前の地下鉄中央駅から地下鉄に乗り、オデオンスプラッツ駅に着くとオデオン広場があり、将軍堂と、黄色のテアティーナ教会がある。レジデンツ通りを南下し、最後のバイエルン選帝侯で初代のバイエルン王でもあるマクシミリアン4世のマックス・ヨーゼフ像が建つマックス・ヨーゼフ広場に着く。その左手にレジデンツ博物館入口がある。

 レジデンス博物館はバイエルン王家であるヴィッテルスバッハ家の本宮殿で、立派な博物館であるが、残念ながら日本語のガイド設備はなく、土産物店でも日本語ガイドブックは用意されていない。博物館入口には貝で作られたペルセウスの泉があり、続けてアンティクヴァリウム(考古館)がある。レジデンツ見学の最大の見どころであるが、とにかく長い、の一言に尽きる。説明がないので分からないが、壁に展示された胸像や天井画を見た後、黒ホールを経て中国、日本製の磁器コレクションのコーナーに着く。見ただけで伊万里焼、柿右衛門と分かるものが多いが、これらの品物は使用されず、最初から展示されていた。

 居住区には様々なタペストリーや寝具などが展示されており、ドイツの有力地方王族とはいえ、その豪奢ぶりは見事である。自由散策の時間なのでツアーガイドもつかず、日本語の案内やガイドブックがないので写真の説明ができないのが残念である。ただ、タペストリーによってはもっとも若いものでも100年を経ており、色褪せが目立つ。

  ミュンヘン マリエン広場

 レジデンツ通りを南下し、先に新市庁舎の時計塔が見える工事中のマリエン公園の先のディーナー通りを進む。マリエン広場の噴水を通り右折、カウフィンガー通りへ出ると聖ペーター教会の尖塔の先が見えるマリエン広場となる。1867〜1909年に建設された高さ85mの新ゴシック様式の新市庁舎がある。マリエン広場には金のマリア像があるが、FCバイエルン・ミュンヘンの欧州チャンピオンズリーグでの優勝を祝い、祝杯を挙げるファンが溢れており、近づくことができなかった。

 FCバイエルン・ミュンヘンのユニホームを着たファンがビールを飲みながらファン同士でハイタッチを繰り返しながら歩き回っているカウフィンガー通りを西進する。さすがに酔っ払ったドイツ人にはいささか恐怖を覚え、素面の地元の人もさり気なく避けていた。カウフィンガー通りには様々な有名店が並び、土曜日なので買い物客が多く、ストリートミュージシャンもいた。タマネギ頭の2つの塔が目印で、1468〜88年に建設された聖母教会のフラウエン教会や、宗教改革に対抗して建てられたカトリック教会で1597年に完成した聖ミヒャエル教会と経て、地下鉄カールスプラッツ駅があるカールス広場を過ぎてバイアー通りに入り、地下鉄中央駅前のホテルに着く。








 
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