万歩計 トップ 散策点描 目次 イタリア周遊H271203-H271210 目次 H271203-05 羽田〜ミラノ〜ベネチア〜フィレンツェ 目次  ミラノ観光(スフォルツェスコ城〜サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 『最後の晩餐』) ミラノ観光(スカラ広場〜ドゥオーモ広場〜ドゥオーモ) ミラノ〜ベネチア〜夜のサン・マルコ広場  ページ ラスト 


万歩計



(Since H14-10-28)

目次






掲示板(一言どうぞ)



H271204 ミラノ市内観光〜ベネチア

 【目次】   ミラノ観光(スフォルツェスコ城〜サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 『最後の晩餐』)   ミラノ観光(スカラ広場〜ドゥオーモ広場〜ドゥオーモ)   ミラノ〜ベネチア〜夜のサン・マルコ広場

【関連サイト】    

目次に戻る

  ミラノ観光(スフォルツェスコ城〜サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 『最後の晩餐』)

 スフォルツェスコ城は、イタリア・ミラノにあり、現在は元々の1/4程度になっており美術館としても公開されている。1450年にミラノ公爵のフランチェスコ・スフォルツァがヴィスコンティ家の居城を改築して建設した城塞である。霧のスフォルツェスコ城の外壁沿いに歩き、空堀を渡ると中庭で、内側の堀にはきれいな丸い石の砲弾が積み上げられている。高い塔の門から出るとセンピオーネ公園の大噴水がある。

  『最後の晩餐』はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の左に建てられた美術館にあり、1回に15名、予約制で鑑賞できる。指定時間前だと美術館に入れず、教会を見物する。ミラノ領主フランチェスコ・スフォルツァの支援を受けて1463年に建設を開始、1490年には大部分が完成。その2年後ルドヴィーコ・スフォルツァにより増改築が始まり、ダ・ヴィンチに壁画を依頼、当時教会付属の修道院の食堂に描かれたのが縦約4mX横約9mの巨大な『最後の晩餐』で、教会は1980年に世界遺産に登録された。美術館には幾つもの部屋があり、見物者全員が入ると入口の扉が閉められ、次の部屋への扉が開くを繰り返す。『最後の晩餐』はフラッシュ厳禁で撮影は可能であるが、長年の傷みから全体のボケた印象を受け、いささか興ざめである。

  ミラノ観光(スカラ広場〜ドゥオーモ広場〜ドゥオーモ)

 ミラノスカラ座の前にあるスカラ広場には巨大なレオナルド・ダ・ヴィンチ像があり、その下には4人の弟子の像がある。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、ミラノにあるアーケードの名称で、2つのアーケード(8角形の建物に2つのアーケードが交差する)に覆われ、ドゥオーモ広場の北に位置し、スカラ広場へ通じ、アーケードの両側には有名ブティック店が並ぶ。ドーム天井にあるクリスマスツリーにはスワロフスキー(SWAROVSKI)のクリスタルが飾られ、盗難防止のため警備員が立っている。イタリア王国の建国者であるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世像があるドゥオーモ広場には、屋根から伸びる135本の尖塔の先端には聖人たちの彫像が取り付けられ、ミラノの街を見下ろしている壮麗なドゥオーモがある。

 ドゥオーモの着工は1386年、ミラノ公国の領主だったジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命により、聖母マリアに捧げるために建設された。建設は度重なる戦争のために何度も中断されたが、イタリアに侵攻してきたナポレオンの命により、1813年にようやく完成した。ドゥオーモ入口には機関銃を持った兵士が警備しており、厳しい手荷物検査が行われる。ドゥオーモの身廊には新旧約聖書の名場面を描いた壮麗なステンドグラスが飾られている。ドゥオーモ広場から、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアを通り、スカラ広場に戻る。

  ミラノ〜ベネチア〜夜のサン・マルコ広場

 ミラノ 車窓から黄葉の市内風景を見た後、ミラノからベネチアへ濃霧の高速道路を4時間走る。ベネチア本島は車での通行は禁止のため、バスは立ち入れない。そのため、トロンケット島から水上バスに乗り換えるが、スーツケースなどの荷物は専用の船で別送される。現地時間の18時頃であるが、真っ暗でどこを進んでいるのか皆目分からないが、20分ほどでホテル専用船着場に着く。ベネチアは運河が四通八達している街で、自動車が走れないこともあり、ホテルの入口は運河にある船着場である。夕食を近くのホテルで取った後、サン・マルコ広場を通ってホテルに戻る。時刻は21:10である。





 
万歩計 トップ 散策点描 目次 H271203-05 羽田〜ミラノ〜ベネチア〜フィレンツェ 目次    ミラノ観光(スフォルツェスコ城〜サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 『最後の晩餐』) ミラノ観光(スカラ広場〜ドゥオーモ広場〜ドゥオーモ) ミラノ〜ベネチア〜夜のサン・マルコ広場  ページ トップ