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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄 道案内
海地獄から歩いて次の鬼石坊主地獄に向かう。雨は普通の降り方に変わる。
鬼石坊主地獄(おにいしぼうずじごく)は、熱泥がそこかしこで吹き上げ、坊主(僧侶)の頭のように膨れることからこのように呼ばれる。閉鎖していたが、2002年(平成14年)12月16日に約
40年ぶりにリニューアルオープン。「別府地獄組合」に加盟した。鬼石とは、当地獄の最初の所有者の屋号である。 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄 地獄めぐり案内図
観光バスで巡る7つの地獄の位置関係が分かる。 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄(動画)
坊主とは言い得て妙である。池中から坊主頭が次々と現れる。
この写真は動画のスナップショットです。再生ボタンをクリックすると動画を楽しむことができます。
上映時間 31秒
サイズ 92.3MB |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄 鬼の高鼾
鬼の高鼾
むかしむかし鶴見颪の
寒さに震え上がった
鬼たちが石の布団に
くるまって高鼾の
うたた寝を
してるんだとサ
噴出温度 100℃
蒸気量 2530kg/h
蒸気熱量 1612Mcal
音 量 98dB
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄 鬼の高鼾 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄
鬼石坊主地獄由来
鬼石坊主地獄の歴史は古く、文献に表れたのは、天平5年(733)頃書かれた『豊後風土記』の玖倍理湯の条に「口の経、丈餘、湯の色黒く、泥常に流れず」とあり、元禄7年(1694)に訪れた貝原益軒は「豊国紀行」に、「円内坊地獄とて熱湯あり泥土なり」と記し、寛政7年(1795)には、脇欄室が「函海魚談」で、「泥を躍し、湯を起こし」と述べました。
このように形容された当時の地獄は田畑の所々に点在していましたが、熱泥により稲が育たず、人々の暮らしもできない、まさに地獄の土地でした。により稲が育たず、しかしその奇異なる自然現象は、逆に人々の注目を集め、見物客が畦道を歩いて見て廻りはじめたのです。それが「地獄見物」の最初の景色でした。
日露戦争以後、その人気に拍車がかかり、明治43年(1910)に、我が国で初めての入場料(2銭)を取る「地獄見物」が、この地の「海地獄」から始まると、ついで「血の池地獄」、「坊主地獄」「八幡地獄」「紺屋地獄」が地獄遊覧を開始し、大変な人気を呼び、最大数十ヵ所の地獄巡りにまで発展しました。その中で当時「新坊主地獄」とも呼ばれていた、ここ鬼石坊主地獄は、粘土質の泥中に湯玉が次々と湧き上がる「熱泥地獄」と噴気を勢いよく吹き上げる「間欠泉」の二種類の地獄がありました。
上記写真は、大正末期の鬼石坊主地獄の様子です。当時から自動車の便が開け、昭和に入ると、遊覧バスの運行もはじまり、国内はもとより海外からも多くの見物客を招く、一大観光地となったのです。その後、時勢により一時閉鎖されましたが、復活を願う内外の多くの皆様のご支援により、平成14年11月「鬼石坊主地獄」として、再開園する運びとなり、歴史ある地獄がここに蘇りました。
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #2 鬼石坊主地獄 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 道案内
坂を下り、かまど地獄に向かう。 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄へ向かう
坂から見える駐車場に地獄巡りの観光バスが停車している。 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 入口
かまど地獄(かまどじごく)は、竃門八幡宮(かまどはちまんぐう)の大祭でここの噴気を使って神前に供える御飯を炊くことからこの名が付いた。他の地獄をダイジェストにして集めたような雰囲気で、それぞれ「地獄の一丁目」から「六丁目」と名付けられている。昭和30年代前半までは柴石温泉の近くにあり、血の池地獄や龍巻地獄と同じく鉄輪の地獄地帯からは離れていたが、湧出量が減少したことから鉄輪に移転した。現在、亀川にある竃門八幡宮と鉄輪にあるかまど地獄が離れているため大祭云々の話もあまりピンと来ないが、昭和30年代までは今よりもずっと近かったということである。 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど一丁目
一丁目の不思議
ここの池の色は地下にある
岩盤が地熱により出来た
ねばっこい色んな種類の
粘土がとけだした色です。
(酸化鉄の色ではありません) |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど一丁目 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど一丁目
かまど地獄へようこそ!
かまど地獄は、温泉湧出量、日本一の大分県別府の地獄巡りのひとつ。
泉温90°Cの噴気で、古来より氏神の竃門八幡宮の大祭に、
地獄の噴気で御供飯を炊いていた事が名前の由来となっております。 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど二丁目 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど二丁目 かまど地獄の不思議
かまどの墳気口に向かって
煙を出して燃えている物(タバコやマッチなど)
火の頭ところを蒸気に向けて
強く吹き付けると不思議なことがおきるよ!
温泉の蒸気とマッチの火の粒子が
物理変化をして蒸気の量が瞬間的に
数倍何十倍にもなるんだよ。 100℃ |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど三丁目 かまど地獄の不思議
三丁目の白色物質は、なあーに?
これは非晶質のシリカ(SiO )、
温泉沈殿物(桂華)であり、
70年前後かかって出来た
ものと推定される。
テラス状の白色物質も、
非晶質シリカであります。
池の白い物質は
それを削り取ったたものです。
85℃ |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど三丁目 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど四丁目 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど四丁目(動画)
地獄のガイドがタバコの煙を吹き付けると湯気が見える、という実演を行っている。
この写真は動画のスナップショットです。再生ボタンをクリックすると動画を楽しむことができます。
上映時間 49秒
サイズ 20.9MB |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど五丁目
池の色が変わる不思議な地獄。この池は年に数回、ある日突然色が変化します。ブルー、グリーンなど色も濃くなったり、薄くなったり。原因はわかりませんが、自然の力は不思議です。 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど五丁目 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど六丁目 六丁目の不思議
ここの池の色は地下にある岩盤が
地熱によりできたねばっこい色んな種類の
粘土がとけだした色です。
蒸気と温泉が同時に出ているため
熱泥となっています。
95℃ |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど六丁目 |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど六丁目(動画)
かまど四丁目のように、地獄のガイドがタバコの煙を吹き付けると湯気が見える、という実演を行っている。
この写真は動画のスナップショットです。再生ボタンをクリックすると動画を楽しむことができます。
上映時間 27秒
サイズ 82.3MB |
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別府 地獄めぐり 鉄輪温泉 #3 かまど地獄 かまど六丁目 出口 |