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墨堤通りを南下 白鬚神社上交差点で左折
交差点左に弧状の道があり、旧墨堤通りである。白鬚神社は交差点角にあり、参道がある |
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白鬚神社上交差点から参道を東進 |
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参道に掲示されている隅田川七福神めぐり案内
七福神巡りは順番が決まっており、止むを得ないとは思うが、長命寺界隈の3ヶ所から墨堤通りを北上、白鬚神社に寄らずに向島百花園に向かう。その後白鬚神社に戻って参拝後、再び墨堤通りを北上して多門寺に向かうという行きつ戻りつとなっている。 |
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白鬚神社 隅田川七福神(寿老人) 社殿
白鬚神社
祭神 猿田彦大神
天照大御神 高皇産霊神
神皇産霊神 大宮能売神
豊由気大神 健御名方神
由緒
天暦五年(西暦九五一年}に慈恵大師が関東に下った時に、近江国比良山麓に鎮座する白鬚大明神の御分霊をここにまつったと、社伝の記録は伝えている 天正十九年(一五九二年)には、時の将軍家より神領二石を寄進された。
当社の御祭神猿田彦大神が、天孫降臨の際に道案内にたたれたという神話より、後世お客様をわが店に案内して下さる神としての信仰が生れた。社前の狛犬は山谷の料亭八百善として有名な八百屋善四郎、吉原の松葉屋半左衛門が文化十二年に奉納したもので、その信仰のほどがしのばれる。明治四十年には氏子内の諏訪神社を合祀した。 |
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白鬚神社 隅田川七福神(寿老人) 由緒
隅田川七福神
当社に寿老神を配し奉るのは、文化の頃この向島に七福神をそろえたいと考えた時に、どうしても寿老人だけが見当らなかった。ふと白鬚大明神はその御名から、白い鬚の老人の神様だろうから、寿老人にはうってつけと、江戸人らしい機智を働かせて、この神を寿老人と考え、めでたく七福神かそろったといわれる。隅田川七福神に限り、寿老神と神の字を用いる所以である。 |
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白鬚神社 隅田川七福神(寿老人) 社殿 |
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白鬚神社 隅田川七福神(寿老人) 神楽殿 |
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東京スカイツリーを見つつ、墨堤通りを南下 |
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東京スカイツリーを見つつ、墨堤通りを南下 |
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墨堤通り 三差路交差点を右折
三差路の右側は墨堤通りで、左側は見番通りである。 |
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墨堤通り 三差路交差点 言問団子
江戸時代末期創業の和菓子店で、小豆餡、白餡、味噌味の団子が有名である。野口雨情、竹久夢二、池波正太郎などの有名人が贔屓にした。
残念ながら休店日(毎週火曜日)だった。 |
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墨堤通り 三差路交差点 言問団子
店の外壁に掲示されていた。
言問団子と郡司大尉
江戸後期、向島で植木屋を営んでいた外山佐吉は、文人墨客に手製の団子を振舞う「植佐」という団子屋を開くと、花見客や渡船客の間でも人気となった。
明治元年、長命寺に逗留していた歌人の花城翁より、在原業平が詠んだ「名にしおはヾ いざ言問はん都鳥 我が想う人はありやなしやと」に因んだ命名の勧めを受けた佐吉は、「言問団子」と名づけ、業平神社を建て、都鳥が飛び交うこの辺りを「言問ヶ岡」と呼んだ。明治11年、佐吉が始めた灯籠流しによりその名は広く知られていった。後に「言問」は、言問橋や言問通りなどの名称で定着したが、ルーツは「言問団子」である。
また、この裏手にある桟橋からは、明治26年3月20日千島開拓に向かう郡司大尉率いる5艘の端艇が出発している。隅田川両岸はこれを憂国の壮挙と称える群衆で埋まり、花火が打ち上げられ、歓呼の声と楽隊の演奏が響く中での船出であった。この時、大尉の弟、幸田露伴はこれに同乗して横須賀まで見送っている。 |
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三差路交差点の左側は見番通り
歩く際にGoogle mapを利用しているが、この交差点で墨堤通りが左を走り、長命寺や弘福寺、三囲神社を通ると勘違いしてしまった。地図上の太い線が見番通りで優先道路の扱いであり、墨堤通りが細線で表示されているためである。実際墨堤通りは土手沿いの道路でぎりぎり片道1車線である。 |
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墨堤通り 三差路交差点 各種の桜の展示(十月桜)
十月桜
花は冬から少しずつ咲き、4月上旬に最も多く咲く。
冬に咲く花は小さく花梗(かこう=花を付けている柄の部分)は短い、春に咲く花はやや大きく花梗も長い。
十月ごろから咲くのでこの名が付けられた。
園芸品種名の「アウツムナ一リス」は「秋の」の意。 |
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墨堤通り 三差路交差点 各種の桜の展示(十月桜) |
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墨堤通り 三差路交差点 各種の桜の展示(河津桜)
河津桜
オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定される。
花はピンクの強い一重。
1955年頃、河津町の河津川沿いで発見されて移植・栽培されていたものが、1966年から咲くようになり1968年頃から増殖され1974年にカワヅザクラと名付けられた。
原木のある河津町では立派な桜並木かあり1月下旬から咲く。 |
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墨堤通り 三差路交差点 各種の桜の展示(河津桜) |
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墨堤通り 長命寺桜もち 界隈案内図 |
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墨堤通り 長命寺桜もち
言問団子は休店だったが、長命寺桜もちは営業しており、名物の桜もちを土産に買った。
長命寺桜もちは200円で、桜の葉で包んだ柏餅、という感じで大きく美味しい。ただ、普通の桜もちの感覚で葉を一緒に食べるとびっくりするほど塩辛く、餅の風味は吹き飛ばされる。 |
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墨堤通り 弘福寺
墨堤通り沿いの土手下に弘福寺が見えるので、このまま行けば三囲神社に行けると疑いもしなかった。 |
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墨堤通り 車道はトンネルへ
車道はトンネルとなるので土手沿いに歩く。 |
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墨堤通り 弘福寺 |
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墨堤通り 階段を上り桜橋デッキスクエアへ |
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墨堤通り 桜橋デッキスクエア
桜橋は中央で交差する×字型の特徴ある橋なので、一目でどこにいるのかが分かる。 |