お盆の神社仏閣巡り
(靖国神社〜湯島界隈〜浅草寺)
(H18−08−12) 

(English)

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靖国神社〜靖国通り〜聖橋

地下鉄九段下駅を出ると、目の前に靖国神社の大鳥居が、靖国通りを挟んで反対側には北の丸公園の田安門が見える。靖国神社の大鳥居をくぐり、帝国陸軍の創始者である長州出身の大村益次郎の大きな銅像を見つつ、神門を通って拝殿に向う。靖国神社は年配者だけでなく、高校生や大学生など若い人が結構多く、家族連れも参拝している。靖国通りに沿って急な九段坂を下り、九段会館(旧軍人会館)、神保町交差点を経て、小川町交差点で左折、本郷通りを進む。ロシア正教のニコライ堂を見て御茶ノ水駅の聖橋に着く。生類憐みの令のため鷹匠町が小川町に改称された。

湯島聖堂

湯島聖堂の前身は昌平坂学問所(昌平黌)で、明治維新後に大学を設置するため孔子以下の諸像を撤去したが、後に元に戻した。御茶ノ水の聖橋門からも入れるが、秋葉原の昌平橋近くの正門から入った方が分りやすい。仰高門から入ると、右手に斯文会館があり、突き当たり右に大きな孔子銅像がある。うっそうとした木立の中をさらに進むと、入徳門、杏壇門を経て、大成殿(孔子廟)に到る。大成殿は中国式の石床で、中に孔子の小さな像が祀られている。大成殿脇の西門から出ると神田明神はすぐ傍である。

神田明神〜湯島天神

神田明神は、道路を挟んで湯島聖堂の北側にあるが、歴史を感じさせる随神門、本殿ではあるが、境内は狭い。神田明神は天下祭りで有名で、平成15年、17年の神幸祭の巡幸時の写真も別掲している。明神男坂を下り、鳥居から湯島天神に入る。湯島天神は室町時代初期に勧請されたと言われ、学問の神様である。

不忍池〜上野公園〜浅草寺

不忍池の蓮の花を期待していたが、時期が早過ぎてきれいではあったが、わずかしかなく、期待外れであった。東京駅や、羽田空港と違い、かつては帰省客で混雑していた上野駅も閑散としている。いつもは賑わうかっぱ橋道具街も、多くの店がお盆休みである。しかし、浅草寺はいつもと変わらぬ人出で、アーケードの布の屋根は夏らしく涼やかである。

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