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山手本通り 突き当りの港の見える丘公園前交差点 |
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港の見える丘公園 入口 |
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港の見える丘公園 公園案内図
港の見える丘公園の現在展望台になっている高台の周りには、幕末から明治の始めにかけてイギリス軍兵舎がおかれ、山のすそにはフランス軍が駐屯していた記録があります。この山は今でもフランス山と呼ばれ親しまれています。
その後、高台にはイギリス領事館邸が、山側にはフランス領事館が建てられ、高台ではイギリス領事館邸がそのままイギリス館として市民に利用されています。フランス領事館は既になくなっていますが、フランス領事館跡、フランス橋、フランスより寄贈されたバルタールパビリオン等が今でもフランスのなごりを残しています。
園内の沈床花壇は、刈り込まれたカイズカイブキに囲まれて噴水や緑の芝生があり、ローズガーデンにはバラや季節の花が訪れる人々を楽しませてくれています。
海に臨んだ展望台や霧笛橋からは横浜港、山下公園、ベイブリッジが見え、晴れた日には房総の山々を眺めることができます。
また、大佛次郎記念館、神奈川県近代文学館も公園にあり、市内外より多くの観光客が訪れています。 |
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港の見える丘公園 入口付近のバラ |
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港の見える丘公園 入口から右折してローズガーデンへ |
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港の見える丘公園 ローズガーデン |
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港の見える丘公園 ローズガーデン |
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港の見える丘公園 ローズガーデン
横浜 港の見える丘公園のあるこの丘は、開港当時フランス軍 とイギリス軍が駐屯し、その後、フランス領事館、イギリス総領事公邸が建築されました。現在、フランス領事館の遺構を残す地区をフランス山地区と呼び、イギリス総領事公邸は、横浜市が買収し、横浜市イギリス館として市民に利用され、平成2年度には横浜市文化財に指定されました。
平成元年9月に市政100周年、開港130周年を記念し、「市の花」としてバラが制定されました。
バラはイギリスの国花であり、また、本公園は歴史的背景のあるイギリス館があります。
横浜港やベイブリッジの眺望もすばらしく、多くの人々が訪れることから、この公園が「バラ園」を整備する最もふさわしい場所として選定され、平成3年5月に開園しました。
その後、山手111番館の整備に伴って平成11年3月に「ローズガーデン」として拡張整備しました。 |
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港の見える丘公園 ローズガーデン
横浜とバラ
横浜とバラの関わりは、開港とともに数多くの西洋文化と一緒に上陸したことに始まります。
明治の初め、山手の外国人住宅の庭に梅、桜、菊、ぼたん等、日本の園芸植物と一緒にかつて見たこともない美しい花が咲き誇っており、これを見た人々は「いばらぼたん」とか「洋ぼたん」と読んで、この美しい渡来植物を羨望のまなざしで見ていました。
その後、外国人との交流が盛んになるにつれて、市民の庭にも植えられるようになりました。
昭和6年、当時親交のあったアメリカのシアトルに高さ4mの桃山式太閤型の石燈籠を贈ったところ、その返礼として200種3,000本のバラが届けられました。このバラは「日米親善のバラ」として当時の野毛山動物園、山下公園、横浜市児童遊園地に植えられました。 また、昭和10年から「ばら祭」が催され、その行事のひとつに「バラ行進」があり、馬車や自動車に市長を始め来賓、ミス・ヨコハマが乗ってパレードしました。これが現在5月に開催する国際仮装行列のもとになりました。これらの行事は戦争のため、中止され、バラもすべて姿を消してしまいました。
昭和24年に「日本貿易博覧会」が山下公園等を会場に開催され、当時最新の「ピース」を始め数種のバラの切り花がサンフランシスコから空輸され世界の注目を集めました。
平成元年9月市民投票で一番人気のあった「バラ」が「市の花」に制定され、横浜博覧会(YES’89)の会場で発表されました。 |
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港の見える丘公園 ローズガーデン |
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港の見える丘公園 ローズガーデン |
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港の見える丘公園 ローズガーデン
色々な種類のバラが咲き誇り、中には「ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ」もあった。 |
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港の見える丘公園 ローズガーデン |
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港の見える丘公園 ローズガーデン 「ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ」 |
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港の見える丘公園 ローズガーデン |
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港の見える丘公園 ローズガーデン |
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港の見える丘公園 横浜市イギリス館 |
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港の見える丘公園 横浜市イギリス館
日本の開国はペリーの来航に端を発しましたが、最も中心的な役割を果たしたのは、オールコック駐日総領事を代表とするイギリスの外交団です。
このイギリス館の建つ山手115番は、文久3年に横浜の居留地防衛のため軍隊が駐屯するなど横浜開港直後からイギリスにゆかりの深い土地です。
横浜市イギリス館は、昭和12年に上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として建築された建物で、広い敷地にゆったりと建てられ、条約開港都市横浜にふさわしい規模と風格を持っています。
建物は、主屋と付属屋とが連結した形で建てられています。主屋は南面して主要な部屋を配し、廊下を北側に設ける配置で、一つの理想的な形態を示しています。意匠的には、近代主義を基調とした合理性が見られますが、単にモダニズムの踏襲ではなく、英国調とも言える伝統を加味した穏健重厚な意匠が伺えます。この横浜市イギリス館は様式・意匠ともに優れた貴重な建物として、平成2年11月に横浜市指定文化財に指定されました。 |
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港の見える丘公園 大佛次郎記念館
大佛次郎記念館と神奈川県近代文学館の間には桜の巨木の並木があり、満開時には見事である。 |
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港の見える丘公園 大佛次郎記念館 |