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新緑の港の見える丘公園散策

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港の見える丘公園 フランス山 パルタール広場 港の見える丘公園 フランス山 パルタール広場 

沿革
 パリの中央市場は、12世紀以来パリ中心部のレ・ア−ル(LES HALLES)地区に存在していました。19世紀後半ナポレオン三世時代にオスマン市長が建築家バルタールに設計を依頼し新たな姿にしたものがこの建造物です。
 全体は、12棟で構成され1854年〜1858年に6棟が建てられ1860年〜1866年に3棟、1886年に1棟そして最後の2棟は1935年に完成しました。
 市場は、主要部分を占める地上階と倉庫である地下階部分とから成っていました。地上階の鉄骨上屋は、パリ郊外に復元されており、当公園に設置されたこの構造体は地下階部分のものとして、上部構造を支え、柱、アーチ・梁等すべて鋳鉄製で構成されている珍しいものです。
 建設時期は、エッフェル塔より前であり、初期の鉄骨様式を知るうえで貴重なものであります。
港の見える丘公園 フランス山 パルタール広場 港の見える丘公園 フランス山 パルタール広場 
港の見える丘公園 案内図 港の見える丘公園 案内図 

港の見える丘公園の現在展望台になっている高台の周りには、幕末から明治の始めにかけてイギリス軍兵舎がおかれ、山のすそにはフランス軍が駐屯していた記録があります。この山は今でもフランス山と呼ばれ親しまれています。
 その後、高台にはイギリス領事館邸が、山側にはフランス領事館が建てられ、高台ではイギリス領事館邸がそのままイギリス館として市民に利用されています。フランス領事館は既になくなっていますが、フランス領事館跡、フランス橋、フランスより寄贈されたバルタールパビリオン等が今でもフランスのなごりを残しています。
 園内の沈床花壇は、刈り込まれたカイズカイブキに囲まれて噴水や緑の芝生があり、ローズガーデンにはバラや季節の花が訪れる人々を楽しませてくれています。
 海に臨んだ展望台や霧笛橋からは横浜港、山下公園、ベイブリッジが見え、晴れた日には房総の山々を眺めることができます。
 また、大佛次郎記念館、神奈川県近代文学館も公園にあり、市内外より多くの観光客が訪れています。
港の見える丘公園 フランス山 パルタール広場 港の見える丘公園 フランス山 パルタール広場 
港の見える丘公園 フランス山 港の見える丘公園 フランス山 

階段を上り、展望台に向かう。結構長くて急な坂であるが、エスカレーターなどなく、上るも下るも年配者には大変である。
港の見える丘公園 フランス山 フランス領事官邸遺構 港の見える丘公園 フランス山 フランス領事官邸遺構 

フランス領事官邸遺構は、様々な案内板がなければ、単なる廃墟である。
港の見える丘公園 展望台 港の見える丘公園 展望台 

ここまで桜は全く見当たらなかったが、展望台の先のイギリス館方向に桜の木々が見えたので、足を延ばすことにした。
港の見える丘公園 展望台から見えるベイブリッジ 港の見える丘公園 展望台から見えるベイブリッジ 

冬の空気が済んだ日以外で、これほどはっきりとベイブリッジが見えるのは珍しい。
港の見える丘公園 ローズガーデン 港の見える丘公園 ローズガーデン 

 港の見える丘公園のあるこの丘は、開港当時フランス軍とイギリス軍が駐屯し、その後、フランス領事館、イギリス領事公邸が建築されました。現在、フランス領事館の遺構を残す地区をフランス山地区と呼び、イギリス領事公邸は、横浜市が買収し、横浜市イギリス館として市民に利用され、平成2年度には横浜市文化財に指定されました。
 平成元年9月に市政100周年、開港130周年を記念し、「市の花」としてバラが制定されました。
 バラはイギリスの国花であり、また、本公園は歴史的背景のあるイギリス館があります。
横浜港やベイブリッジの眺望もすばらしく、多くの人々が訪れることから、この公園が「バラ園」を整備する最もふさわしい場所として選定され、平成3年5月に開園しました。その後、山手111番館の整備に伴って平成11年3月に「ローズガーデンjとして拡張整備しました。
港の見える丘公園 ローズガーデンに咲く大島桜 港の見える丘公園 ローズガーデンに咲く大島桜 
港の見える丘公園 ローズガーデンに咲く大島桜 港の見える丘公園 ローズガーデンに咲く大島桜 
港の見える丘公園 ローズガーデン 港の見える丘公園 ローズガーデン 

まだ時期でないせいか、花どころか蕾もない。
港の見える丘公園 ローズガーデン 港の見える丘公園 ローズガーデン 
港の見える丘公園 ローズガーデン 横浜市イギリス館 港の見える丘公園 ローズガーデン 横浜市イギリス館 

 日本の開国はペリーの来航に端を発しましたが、最も中心的な役割を果たしたのは、オールコック駐日総領事を代表とするイギリスの外交団です。
 このイギリス館の建つ山手115番は、文久3年に横浜の居留地防衛のため軍隊が駐屯するなど横浜開港直後からイギリスにゆかりの深い土地です。
 横浜市イギリス館は、昭和12年に上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として建築された建物で、広い敷地にゆったりと建てられ、条約開港都市にふさわしい規模と風格を持っています。
 建物に、主屋と付属屋とが連結した形で建てられています。主屋は南面して主要な部屋を配し 廊下を北側に設ける配置で、一つの理想的な形態を示しています。意匠的には、近代主義を基調とした合理性が見られますが、単にモダニズムの踏襲ではなく、英国調とも言える伝統を加味した穏健重厚な意匠が伺えます。この横浜市イギリス館は様式・意匠ともに優れた貴重な建物として、平成2年11月に横浜市指定文化財に指定されました。
港の見える丘公園 ローズガーデン 横浜市イギリス館 港の見える丘公園 ローズガーデン横浜市イギリス館 
港の見える丘公園 ローズガーデン 港の見える丘公園 ローズガーデン 
港の見える丘公園 ローズガーデン 噴水、山手111番 港の見える丘公園 ローズガーデン 噴水、山手111番 
港の見える丘公園 ローズガーデン 噴水、山手111番 港の見える丘公園 ローズガーデン 山手111番館 
港の見える丘公園 ローズガーデン 噴水、山手111番 港の見える丘公園 ローズガーデン 山手111番館 
港の見える丘公園 神奈川県近代文学館 港の見える丘公園 神奈川県近代文学館 

坂の下の神奈川県近代文学館に向かう手前に満開の立派な桜の古木がある。その先にも桜の木々が見え、港の見える丘公園での桜の名所として写生する人が多い。
港の見える丘公園 神奈川県近代文学館 港の見える丘公園 神奈川県近代文学館 
港の見える丘公園 霧笛橋傍の満開の桜の木々 港の見える丘公園 霧笛橋傍の満開の桜の木々 
港の見える丘公園 大佛次郎記念館傍の満開の桜の木々 港の見える丘公園 大佛次郎記念館傍の満開の桜の木々 

左に大佛次郎記念館がある。
港の見える丘公園 大佛次郎記念館 港の見える丘公園 大佛次郎記念館 
港の見える丘公園 沈床花壇 港の見える丘公園 沈床花壇 
港の見える丘公園 沈床花壇左の満開の桜の木々 港の見える丘公園 沈床花壇左の満開の桜の木々 
港の見える丘公園 ローズガーデン 港の見える丘公園 ローズガーデン 
港の見える丘公園前交差点から出て、山手本通りへ 港の見える丘公園前交差点から出て、山手本通りへ 



 
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