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小石川後楽園の三分咲の梅まつりH280225
西門〜大泉水・蓬莱島〜内庭
小石川後楽園に入って涵徳亭前広場から大泉水沿いに左回りで歩き始め、西行堂跡、駐歩泉、竜田川と過ぎて大泉水の蓬莱島が正面に見える。延段を進み、木曽川の細流が流れる木曽山の先に寝覚の滝があり、唐門跡を過ぎると内庭である。小石川後楽園は大別すろと内庭と後園(後楽園)とに分けられる。内庭は水戸藩邸の書院の庭であって、江戸時代には「うちの御庭」などと呼ばれていた。
松原〜九八屋〜咲きが期待はずれの梅林
内庭から梅林の案内に従い進むと大泉水からの引き込みのための水門のように見える鳴門を経て、大泉水に出る。大泉水沿いに歩き、往時は松うっそうとして空もみえざりしと伝えられる松原には鉢植えの花や、水戸名産品を販売する梅まつりの特設テントと九八屋がある。九八屋の名の由来は「酒を飲むに昼は九分夜は八分にすべし」と酒飲みならず万事控えるを良しとする、との教訓による。そこから北に梅林があるが、入った所ではかろうじて三分咲だが、多くは咲き始めであり、3年前の同じ頃に来た時と比べてみすぼらしいこと甚だしい。
円月橋〜一つ松〜西門
梅林から西に進み、冬なので単なる泥田にしか見えないが八つ橋、杜若(かきつばた)があり、その先に円月橋がある。朱舜水の設計と指導により名工「駒橋嘉兵衛」が造り、橋が水面に映る形が満月になることからこの名がつけられた。さらに進むと休憩所があり、そこから南下すると昔の田舎のわぴた茶屋のたたずまいを現している丸屋があり、大泉水に出る。南に歩いて蓮池や、琵琶湖の唐崎の一つ松にちなんだ一つ松、涵徳亭と経て、西門を出て右折、後楽園駅へ向かう。
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