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京急本線H2304


 【目次】   泉岳寺〜京急川崎〜横浜   横浜〜上大岡〜金沢文庫   金沢文庫〜横須賀中央〜浦賀

【関連サイト】   京急 京急本線H17
歴史点描 旧東海道(品川〜泉岳寺〜田町)
歴史点描 有名人の足跡 赤穂義士
歴史点描 旧東海道 品川宿散策(京急品川〜京急青物横丁〜鈴ヶ森刑場跡)
    品川 東海七福神巡り(H19−01−27)
    歴史点描 旧東海道 大森〜川崎散策(京急大森海岸〜蒲田〜川崎)
    歴史点描 回向院(両国、小塚原) 小塚原・鈴ヶ森刑場 伝馬町牢屋敷遺跡
    歴史点描 旧東海道 川崎宿散策(六郷の渡し〜京急川崎〜八丁畷)
    旧東海道 川崎〜横浜散策H190908(JR 川崎駅〜京急 八丁畷駅〜京急 京急鶴見駅)
   

歴史点描 有名人の足跡)松尾芭蕉

    旧東海道(鶴見市場〜鶴見宿〜生麦旧道) 
    横浜の名園)掃部山公園、野毛山公園 
    JR 根岸線(磯子〜洋光台〜大船)
    JR 横須賀線H2203(船越町交差点〜田浦駅〜横須賀駅)
   

大日本帝国残影 軍港 横須賀散策

    JR 横須賀線H2203(三笠公園〜ドブ板通り〜本町三丁目交差点) 
    潮風香る1万メートルプロムナードを歩く横須賀ウォーク(H21−06−20) 
    観音埼灯台(H17−08−06) 
     

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  泉岳寺〜京急川崎〜横浜

 京急本線は泉岳寺駅を始発とし、京急蒲田駅、京急川崎駅、横浜駅、上大岡駅、金沢文庫駅、横須賀中央駅を経て、浦賀駅を終点とする。駅数 50、営業距離 56.7km。

 右折すると泉岳寺へ向かう泉岳寺駅から左折し、泉岳寺交差点で第一京浜へ出る。高輪神社、高輪二丁目交差点の高輪旧町名由来、高輪海岸の石垣石、4月末にSHINAGAWA GOOSとして再オープンする旧ホテルパシフィック東京と過ぎ、品川プリンスホテルなどの高層ホテル群が建ち並ぶ西口の京急品川駅に至る。
 第一京浜を南下、品達ラーメン麺達七人衆、品達どんぶり五人衆と過ぎ、八ツ山橋交差点で左折、八ツ山通りへ入り、京急踏切手前で右折、新八ツ山橋東詰交差点で左折して第一京浜へ戻る。広場右の京急踏切を渡ると、品川宿入口である。北品川駅、品川女子学院、立派な富士塚が有名な品川神社を経て、新馬場駅に着く。北品川二丁目交差点で山手通りを、目黒川に架かる東海橋を渡り、右折するとゼームス坂へ向かう南品川四丁目交差点と南下し、青物横丁駅に至る。

 第一京浜を南下、鮫洲駅を過ぎ、標識を頼りに左折して狭い路地の商店街を歩き、立会川駅に着く。以前駅前にあった龍馬像は撤去され、二十歳の龍馬像として場所も少し離れた小公園に移り、銅像になった。重厚さが出てきたが、これは前年(平成22年)の大河ドラマの効果である。
 南大井歩道橋で歩道がなくなり、左折して突き当りを右折すると、処刑された人の供養のために作られた大経寺と鈴ヶ森刑場跡がある。鈴ヶ森刑場跡は薄ら暗い木立ちの中にあり、八百屋お七などを処刑した火炙台、丸橋忠弥などの磔台の他、色々な供養塔がある。鈴ヶ森刑場跡を出ると、第一京浜と海岸通りが交差する鈴ヶ森交差点で、第一京浜を少し歩くと大森海岸駅である。
 旧東海道の美原通り入口を見て、平和島駅を過ぎ、大森東交差点で環七通りを渡る。大森警察署前交差点で川崎の工場地帯に向かう産業道路(都道131号)が分岐し、大森町駅に着く。高架化工事が進む京急本線を見つつ、梅屋敷駅、明治天皇行幸所だった梅屋敷公園と経て、東蒲田二丁目交差点で多摩堤通り(都道11号)を渡ると、巨大な駅へと変貌し、「環八通り唯一の踏切解消」 のポスターが貼られた京急蒲田駅に至る。

 箱根駅伝で有名な空港線踏切は、高架は出来ているが、従来線もまだ使われており、南蒲田交差点で環八通りを渡るが、環八通りで唯一の踏切がなくなり、車の流れもスムースである。雑色駅は商店街の奥にあり、六郷橋北詰交差点の側道に進んで突き当たりの六郷土手交差点で右折すると六郷土手駅がある。
 六郷土手交差点手前で右折、旧東海道の北野天神(止め天神)、六郷の渡し跡を見た後、脇の堤防から六郷橋へ上がり、多摩川を渡る。渡って右折、旧東海道の碑に従い、旧東海道川崎宿へ向かう。本町交差点で大師道(国道409号)を渡り、川崎宿田中本陣(下の本陣)、宗三寺と過ぎ、中の本陣があった砂子一丁目交差点で右折して京急川崎駅に至る。

 京急川崎駅から駅前商店街を南下、砂子一丁目交差点で右折、旧東海道 川崎宿へ進む。砂子交差点で市役所通りを渡りいさご通りへ入り、小土呂橋交差点で新川通りを渡って小川町通り、川崎警察署東側入口交差点で市電通りを渡る。川崎警察署前の日進町町内会館「麦の郷」や、松尾芭蕉の句碑を過ぎて八丁畷駅に至る。元禄7年(1694年)、芭蕉は江戸深川の芭蕉庵をあとに故郷伊賀上野へ)向かったが、八丁畷駅辺りで弟子と別れた。その時芭蕉が詠んだ句「麦の穂を〜」に因んで麦の郷という。
 八丁畷駅前で左折、道なりに進み川崎警察署入口交差点で右折、第一京浜へ入る。旧東海道は、八丁畷駅前で右折して踏切を渡り、線路沿いに進む。第一京浜を歩き、市場駅入口交差点で右折して鶴見市場駅に寄った後、鶴見川に架かる鶴見橋を渡り、鶴見駅入口交差点で右折、鶴見停車場線(県道104号)を北上して京急鶴見駅に至る。

 京急鶴見駅からの旧東海道は下野谷町入口交差点で第一京浜を横断し、生麦魚河岸通りに進む。生麦交番前交差点で右折して花月園前駅、生麦駅入口交差点で右折して生麦駅に向かう。生麦一丁目交差点で旧東海道(生麦旧道)と合流し、キリンビールの工場見学入口にあった「生麦事件碑」は仮移設のお知らせが立っている。新子安駅入口交差点で右折して京急新子安駅に着く。JR 京浜東北線の新子安駅は踏切を渡った左奥にある。
 第一京浜をひたすら歩き、京浜子安駅入口交差点で右折して子安駅、出田町入口交差点で右折して神奈川新町駅に着く。開港当時、本堂の屋根をはがし、修理中であるとして外国の領事館になることを拒んだ良泉寺を過ぎ、神奈川二丁目交差点で右折して仲木戸駅に着く。右折すると洲崎大神に向かう宮前商店街ゲートの前を通り、栄町交差点で道なりに右折、青木通交差点で国道1号と合流して青木橋際にある神奈川駅には神奈川宿歴史の道碑がある。国道1号を戻って青木通交差点で右折し、派新田間川に架かる金港橋を渡り右折して横浜駅 きた東口に着く。

  横浜〜上大岡〜金沢文庫

 国道1号(東海道)を歩き、さつきが咲く 高島町交差点で国道16号、新横浜道り(桜川新道)を渡る。国道1号に架かる鉄橋の左にホームが見える戸部駅は、工事で改札口が移設されている。
 西平沼交差点で左折、横浜駅根岸道路(市道80号)に入り、「史蹟 御所五郎丸之墓」があるはずの御所山交差点を過ぎ、左に掃部山公園がある戸部一丁目交差点で道なりに右折する。野毛坂を下り、右に野毛山公園がある野毛坂交差点を経て、日ノ出町交差点で右折、平戸桜木通り(県道218号)の日ノ出町駅に至る。
 平戸桜木通り(県道218号)を進み、初音町交差点で左折、藤棚浦舟通りへ入るとすぐにあった黄金町駅も高架沿いに移設されていた。平戸桜木通りを歩き、南太田駅の先で参道の上にホームがある日蓮宗西中山常照寺、横浜商業高校(通称Y校)を過ぎ、井土ヶ谷交差点で右折、環状1号を北上して井土ヶ谷駅に着く。

 平戸桜木通り(県道218号)を西進、南中学校前交差点先の京急の高架を抜けてすぐの交差点で左折すると弘明寺駅である。線路沿いに歩き、駅ホーム外れで左折し少し歩くと弘明寺本堂前に出る。別ページにまとめた弘明寺の仁王門を出ると弘明寺かんのん通りで、抜けて弘明寺交差点で右折、鎌倉街道(県道21号)へ出る。弘明寺交差点正面に横浜国大付属中学があり、脇に鎌倉街道の碑や旧横浜高等工業学校発祥の地碑がある。鎌倉街道を南下、向田橋交差点を経て上大岡駅に至る。
 京急本線沿いの道から左折すると弘明寺(ぐみょうじ)本堂前に出る。弘明寺は、元正天皇の養老5年(721)、インドの善無畏三蔵法師が仏教弘通のため、日本渡来の節開創されたお寺で、鎌倉時代には源家累代の祈願所とされ、江戸時代、坂東観音三十三ヵ所の第14番札所として信仰を集めた。本尊の木造十一面観音立像は、関東に遺る鉈彫りの典型的な作例として有名で、他にも木造 黒漆花瓶 二□、閻魔像などが飾られた大師堂や聖天堂がある。参道の階段途中に身代り地蔵菩薩があり、下りると仁王門である。

 上大岡駅から鎌倉街道(県道21号)を進み、関ノ下交差点で左折、笹下釜利谷道路(県道22号)へ入る。企業の研究所風の横浜刑務所を過ぎ、笹下台団地入口交差点の先にある鰻の井戸を見た後、打越交差点で左折、環状2号へ出て、屏風ヶ浦駅前交差点で右折して屏風浦駅に至る。北条実時が病に倒れた時、紀伊那智山の如意輪観音の夢告で鰻の井戸の水を一盃進めると、ー日一夜にて病は全快した、と言われる。
 環状2号を進み、屏風ヶ浦交差点で右折、国道16号へ入り南下、東側に産業道路が並進し、その並びにJR根岸線の新杉田駅がある「らびすた新杉田」の先の聖天橋交差点で右折、杉田新道(プロムナード杉田)を歩き、杉田駅に着く。国道16号の杉田交差点で道なりに右に進み、環状3号起点の青砥坂交差点から富岡隧道など長い坂を上り下りし、富岡駅入口交差点で右折して京急富岡駅に着く。
 能見台駅のホームは国道16号沿いだが、改札口はかなりの高さがある歩道橋を使って向かう。横浜横須賀道路の高架下を歩き、金沢文庫駅前交差点を過ぎて、金沢文庫への案内がある交差点で左折する。坂道を上り、約800m歩くと名刹 称名寺(金沢文庫)の惣門(赤門)である。別ページにまとめた称名寺を参拝後、坂道を下り突き当りを右折、国道16号へ出て、金沢文庫駅前交差点で左折し金沢文庫駅に至る。

 名刹 称名寺(金沢文庫)の惣門(赤門)をくぐると桜並木の参道で、横浜市指定有形文化財の塔頭光明院表門を過ぎ、二王門を抜けると庭園で、金沢貞顕の時代の文保三年(1319)から、翌年の元応二年にかけて造られた。阿字ヶ池に反橋(太鼓橋)が架かり、そこから見た金堂、鐘楼、釈迦堂などの並びは浄土曼荼羅の構図に基づき造られた浄土庭園である。
 金堂の左手から阿字ヶ池、反橋、平橋を見つつ歩き、謡曲「六浦」と青葉楓の案内を見た後、芝生広場に向かう。閉鎖されている中世の隧道の隣には県立金沢文庫(歴史博物館)への連絡道があり、金沢文庫と称名寺の文化財の歴史を書いた案内の横に北條実時公像がある。金沢文庫は、鎌倉幕府滅亡によって室町幕府、小田原北条氏、徳川家康など、歴代の権力者によって外へ持ち出されてしまった。阿字ヶ池沿いに歩いて、二王門を出て、桜並木の参道を経て惣門(赤門)に至る。

  金沢文庫〜横須賀中央〜浦賀

 金沢文庫駅から横須賀街道(国道16号)をひたすら歩き、金沢区役所、宮川に架かる新瀬戸橋と進み、瀬戸神社を過ぎると金沢八景駅前交差点で、右折すると金沢八景駅に着く。交差点の反対側には横浜新都市交通の金沢八景駅の高架が見える。
 横須賀街道(国道16号)を南下、環状4号線(県道23号)の起点である六浦交差点、侍従川に架かる内川橋、横浜南共済病院と過ぎて 追浜駅前交差点で右折すると追浜駅である。400mを越し延々と続く追浜駅前商店街を歩き、湘南鷹取入口交差点、田浦警察署前交差点と経て、壁の裏に唐突に京急田浦駅がある。新浦郷隧道から横須賀街道は横須賀方向(右)と、金沢文庫方向(左)の並行する2線構成となり、トンネルも別々になる。

 京急田浦駅のすぐ先の船越町交差点は県道24号(横須賀逗子線)の起点で 3ヶ月前に横須賀線沿線を歩いた時に逗子からこの交差点に入り、JR横須賀駅まで同じコースを歩いた。船越隧道、田浦隧道、新吾妻隧道と経て、新長浦隧道を出ると目の前に安針塚駅入口交差点があり右折、住宅街を南西に進むと安針塚駅である。同じ道を戻らず迂回して長浦小交差点を過ぎ、坂を下り突き当たりで右折、横須賀街道(国道16号)へ出る。突き当たりの左には吉浦隧道がある。逸見隧道を過ぎ、逸見駅入口交差点で右折して逸見駅に至る。
 横須賀街道(国道16号)を歩き、横の小道を通るとJR横須賀駅前に出る横須賀隧道を通り、坂を下って本町三丁目交差点で右折し、汐入駅に着く。汐入駅前のメルキュールホテル横須賀の横から歩行者天国のドブ板通りへ入る。イベントやいかにもアメリカ風の品物を売る屋台が並び、「スカジャン」のプリンス商会、横須賀ネイビーバーガー 津波などの有名店を見つつ、突き当たりで右折、横須賀中央通り(県道26号)を南東に進んで横須賀中央駅に至る。

 横須賀中央駅前交差点で左折、横須賀中央通り(県道26号)を北上、ショッピングプラザ MIKASA、帆船の時計台と経て、本町一丁目交差点で右折、横須賀街道(国道16号)へ出てすぐに三笠公園入口交差点で左折、三笠公園通りを歩き、神奈川歯科大学、日本丸のモニュメントと過ぎる。
 三笠公園入口に設けられたバルーンのゲートの奥には屋台が並び、多くの人で賑わっており、いつもは間近に見える記念艦三笠も遠くに感じられる。入ってすぐに横須賀海軍カレーの屋台があり、長い列が出来ている。各地区のカレーライスや、カレーうどんだけでなく、富士宮やきそば、厚木のシロコロ本ルモン焼きなどの人気のB級グルメコーナー、風評被害の会津若松の物産展など、好天もあって、大いに賑わっている。
 三笠公園に来る人が多くて三笠公園通りに戻れず、よこすか海岸通りへ出て西進、小川町交差点で左折、横須賀街道(国道16号)へでる。源平合戦の三浦大介義明や郷土芸能をアレンジしたからくり時計塔がある横須賀市役所を過ぎ、合同庁舎前交差点で道なりに右折して県立大学駅入口交差点で右折、県立大学駅に着く。
 三春町一丁目交差点、自民党の若きエース小泉進次郎事務所を経て、救急医療センター前交差点で直進、久里浜街道(国道134号)へ入る。堀ノ内駅入口交差点で右折し、本線と久里浜線の分岐点である堀ノ内駅に至る。

 交差点の左には国道16号の三春町四丁目交差点が見える久里浜街道(国道134号)の大津交差点で直進、浦賀通り(県道208号)へ入る。交差点名はないがセブン・イレブン前交差点で右折し、踏切手前に京急大津駅がある。分岐路の馬堀交番前交差点で直進、観音崎環状線(県道209号)へ進み、馬堀海岸駅下交差点で右折、馬堀海岸駅に至る。
 観音崎環状線(県道209号)を戻り、馬堀交番前交差点で左折、浦賀通り(県道208号)へ入り、京急本線の高架下をくぐり、長い坂を上って行く。横浜横須賀道路の浦賀インター入口付近から下り道となり、浦賀駅前交差点の左に浦賀駅がある。

 浦賀駅からバスは20分に1本で、観音崎環状線(県道209号)を15分で走り、観音崎バス停までは210円である。観音崎バス停から観音崎通りを歩き、観音崎青少年の村の先の観音崎隧道出口で左折、観音崎灯台遊歩道へ進む。鬱蒼とした木立ちを歩くと北門沖一砲台跡があり、切通しを進むと観音崎灯台入口である。別ページにまとめた観音崎灯台を見物した後、観音崎バス停に戻る。
 案内図では左に横浜ベイブリッジ、中央にアクアラインの風の塔、右に富津市が見えることになっているが、東京湾を航行する船はよく見えるが、右に富津市(多分)のビルが望見できるだけである。点燈記念碑、橙青や虚子の句碑 貞明皇后(大正天皇の皇后)の皇后陛下行啓御坐所跡碑を見た後、螺旋階段を上り展望台に出る。展望台からの東京湾や観音崎公園の風景は見事である。下りて灯台西側にある日●儀台(にっきぎだい)、灯ろう、霧信号吹鳴器といった灯台関係の展示品を見て遊歩道に戻る。





 
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