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本郷、谷根千、上野の文豪、文化人の足跡巡りH230121
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地図上の歩行距離 7.4km(システムの機能上、実際のルートと違う場所があります)
経路 A:春日町交差点〜真砂町・菊坂〜根津一丁目交差点〜B:根津神社(2.6km)〜駒込大観音〜
C:森鴎外観潮楼(1.6km/4.2km)〜谷中よみせ通り〜D:谷中銀座(0.7km/4.9km)〜
初音のみち〜E:谷中霊園(0.7km/5.6km)〜桜並木〜上野桜木交差点〜
F:東京芸大 奏楽堂(0.9km/6.5km)〜G:上野公園 大噴水(0.4km/6.9km)〜
桜並木〜H:上野公園 西郷像(0.5km/7.4km)
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春日町交差点〜真砂町・菊坂〜根津一丁目交差点
春日町交差点から春日通りの真砂坂(東富坂)を上り、真砂坂上交差点で左折し、文京ふるさと歴史館、真砂中央図書館と過ぎて坪内逍遥旧居・常磐会跡の案内板がある炭団坂上に着く。炭団坂を下り、民家の角で左折、樋口一葉旧居を見た後、菊坂の一葉ゆかりの伊勢屋質店を経て、菊坂下交差点で右折、言問通りへ出る。
6年前に樋口一葉が5,000円札に選ばれたとき、多くのイベントが行われ、見物客が殺到した。その時、タバコやゴミが捨てられ、大声で密集地を歩いたり、民家をのぞくなどしたため、地区町内会から厳しい抗議がなされ、文京区として案内板を撤去したり、大勢での見物を遠慮するよう、指導を行っている。そのため、以前は多くの旧居を見物できたが、今は狭く密集した民家なので、そもそも場所が分からない。
言問通りのチェリスト本郷菊坂の隣の新坂を上る。坂上の太栄館は石川啄木ゆかりの蓋平館別荘跡で、「東海の小島の磯の白砂に云々」の歌碑がある。言問通りを東進し、本郷弥生交差点で本郷通りを渡り、東大農学部沿いに歩く。「弥生式土器」の発見地の案内板を過ぎ、弥生坂を下って根津一丁目交差点で左折、不忍通りへ入る。
根津神社〜谷中銀座〜初音のみち
不忍通りの根津神社入口交差点で左折、五代将軍・徳川綱吉が家宣の産土神として権現造の社殿を造営した根津神社に着く。神橋を渡り、黒みがかった朱色の楼門、唐門を経て社殿で参拝後、脇の新坂(権現坂・S坂)を上る。日本医大の橘桜会館前の夏目漱石旧居跡碑を見た後、駒込学園前交差点で右折、大観音通りへ入る。
団子坂上の森鴎外観潮楼跡は、平成24年秋(森鴎外生誕150周年)に開館予定の森鴎外記念館として建設工事中である。団子坂下交差点で左折、不忍通りへ入り、谷中よみせ通りから谷中銀座に進み、夕やけだんだんを上って山門に銃弾痕が残る経王寺前から諏訪台通り(初音のみち)へ歩く。狩野芳崖の墓がある長安寺前で左折、谷中霊園ぎんなん通りへ至る。
谷中霊園〜上野公園
谷中霊園のぎんなん通りを東進、天王寺駐在所で右折してさくら通りを南下する。天王寺駐在所に隣接して幸田露伴の小説「五重塔」のモデルとしても知られる天王寺五重塔跡がある。さくら通りを歩き、金属供出で台座だけとなった川上音二郎銅像、高橋お伝の墓を過ぎ、徳川慶喜墓所への案内板に従って東に歩く。明治維新の公卿大原重徳の墓に続いて徳川慶喜の墓所があり、葺石円墳がある。
都道神田白山線を歩き、上野桜木交差点で言問通りを渡って上野公園へ入る。東京藝術大学の大学美術館、旧東京音楽学校奏楽堂(重要文化財)と過ぎ、改修工事が行われている大噴水前の桜並木、清水観音堂、彰義隊墓所と経て西郷銅像に至る。
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