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国立西洋美術館
国立西洋美術館前を通ると、有名なロダンの地獄の門が見えたので、立ち寄ることとした。 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 考える人 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 カレーの市民 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 カレーの市民 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ブールデル作 弓を引くヘラクレス |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ブールデル作 弓を引くヘラクレス |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 地獄の門 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 地獄の門 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 エヴァ |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 エヴァ |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 アダム |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群 ロダン作 アダム |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群と免震化
1995年の阪神淡路大震災で多くの美術品が被災した教訓から、国立西洋美術館では建物の免震改修を終え、前庭の彫刻群への免震化も進めました。
1880年、ロダンはパリ装飾美術館の入口門扉をフランス政府から依頼され《地獄の門》の制作にとりかかります。ダンテの「神曲」に想を得て、1917年に亡くなるまで幾度も修正を加えながら制作を続けたもので、《考える人》《アダム》《エヴァ》などの単独の作品はその過程で生み出されたものです。
《地獄の門》はロダンの死後、1920年代に入り松方幸次郎氏の注文によって初めて石膏原型からブロンズに移されました。また《カレーの市民》は、英仏100年戦争下、海峡の町カレーにおいてイギリスのエドワード三世の人質となることでこの市を救った、6人の英雄が描かれています。
これらの彫刻作品を含む松方コレクションは、第二次世界大戦当時フランスに残されていましたが、昭和34年(1959年)フランス政府から日本に寄贈返還され、現在の国立西洋美術館が設立されました。多くの所蔵作品の中から前庭に設置した《地獄の門》などの彫刻群は、当館の顔として親しまれてきました。
これまでに、免震化を終えて当館前庭に再設置された彫刻作品は、ロダンの《地獄の門》《考える人》《アダム》《エヴァ》と、ロダンの後継者といわれるブールデルの《弓を引くヘラクレス》です。《弓を引くヘラクレス》はギリシヤ神話の英雄ヘラクレスが怪鳥ステュムファリデスに向かって矢を放とうとする瞬間をとらえた作品で、1969年に当館の所蔵作品として加えられました。 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群と免震化
彫刻の免震化
日本は世界有数の地震国です。しかしブロンズ彫刻は大地震時のゆれに耐える十分な強度がないため、彫刻にかかる力を軽減し、また倒壊を防ぐことも必要です。
阪神淡路大震災に代表される大規模な地震から貴重な文化遺産をまもるため、美術館前庭の彫刻はそれぞれに独立した免震装置としています |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群と免震化
免震化・修復工事
一地獄の門−
彫刻の免震化工事に際して彫刻の修復も同時に行われました。修復に際しては細心の注意が払われました。 |
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国立西洋美術館 前庭彫刻群と免震化
それぞれの彫刻には、次のようなプレートが貼られている。
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あがらないでください。 |