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山鉾巡行−2(綾笠鉾〜菊水鉾〜白楽天山)

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御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第7番 綾傘鉾 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第7番 綾傘鉾 

綾傘鉾

綾傘鉾は、山鉾の非常に古い形態を残している傘鉾の一つで、大きな傘と棒振り囃子の行列として巡行していた。
この綾傘鉾も、江戸時代の天保5年(1834)、一時小型の鉾に改造されるが、元治元年の大火で、その大部分を焼失することになる。その後、明治12年から17年まで原型の徒歩ばやしの形で巡行したことがある。棒振り囃子は、赤熊をかぶり、棒をもった者が、鉦、太鼓、笛に合わせて踊るもので、壬生村の人々により奉仕されていた。この綾傘鉾も町内の人々の努力が実り、昭和54年から巡行することになった。なお、傘につける垂りは人間国宝の染織家森口華弘の友禅「四季の花」と平成4年に町在有志の寄贈になる綴錦「飛天の図」がある。
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第7番 綾傘鉾 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第7番 綾傘鉾 
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御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第7番 綾傘鉾(動画) 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第7番 綾傘鉾(動画) 

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上映時間 33秒
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御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第8番 伯牙山 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第8番 伯牙山 

伯牙山

「琴破山」ともいわれる。山の御神体(人形)は中国の周時代、琴の名人伯牙とその友人鍾子期との物語に取材、伯牙が鍾子期の死を聞いてその琴の絃を断ったという故事をあらわしている。人形は手に斧を持ち前に琴が置かれている。人形には「金勝亭賽偃子」の墨書銘があり、天明以降の作と考えられている。
前懸には上下詩文、中央に人物風景の有名な「慶寿裂」をかけその下に龍文様の錦を用い、さらに人物図の押絵切付の水引によって飾っている。胴懸は花卉尾長鳥文様の綴錦で、見送には「柳絲軒」在銘の仙人図刺繍を用いている。蝶型の角金具は珍しい意匠である。
人形衣裳の大口袴「紺地雲龍梅文様金襴」は平成30年(2018)に新調された。
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第8番 伯牙山 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第8番 伯牙山 
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第8番 伯牙山(動画) 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第8番 伯牙山(動画) 

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御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第9番 菊水鉾 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第9番 菊水鉾 
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第9番 菊水鉾 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第9番 菊水鉾 

菊水鉾

町内に古くからあった井戸、菊水井にちなんで名付けられ、鉾頭には金色の透かし彫の菊花をつけている。真木のなかほどの「天王座」には彭祖像を祀る。元治元年(1864)の兵火で焼失したが昭和27年、88年ぶりに松本元治氏の熱意が実り再興され、28年6月完工祭が行われた。稚児人形は菊の露を飲んで長寿を保ったという枕慈童で能装束の舞姿である。屋根は唐破風造りで、彫師海老名峰彰作の鳳凰の懸魚を飾り、軒下に翠簾を掲げると
ころは特に他の鉾と異なっている。昭和29年には皆川月華作唐獅子図の胴懸、飛鶴図の前懸が作られ、30年には月華作孔雀図の豪華な見送が完成。その後山鹿清華作の下水引、皆川泰蔵作の二番水引が加えられ、38年には三輪晁勢筆天井絵が、近年、小林尚琅氏によって錺金具が製作された。また、最近晁勢筆の天水引、月華作の下水引、岩澤重夫筆の深山菊水図綴織見送があらたに完成した。このようにして、菊水鉾は年々装飾が充実し、「昭和の鉾」としての偉容を示してきている。そして、平成24年(2012)から4年かけて前懸、胴懸2面、後懸と前後水引が新調された。
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第9番 菊水鉾(動画) 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第9番 菊水鉾(動画) 

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御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第10番 油天神山 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第10番 油天神山 
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第10番 油天神山 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第10番 油天神山 
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第10番 油天神山 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第10番 油天神山 

油天神山

古くから町内(風早町)に祀られていた天神を勧請して作られた山で、油小路綾小路下ルにあるところから、「油天神山」とも、また勧請の日がちょうど丑の日にあたっていたので「牛天神山」とも呼ばれる。山は正面に朱の鳥居を立て金箔置の社殿にはもと風早家に伝来し後に町内の祠に祀っていた天神像〔寛永7年(1630)製作〕を安置する。真木の松の他に紅梅の枝をはなやかに立て鈴をつけている。水引はパリのクリュニイ博物館所有のタピスリーを図案に用いて、平成18年新調、前懸は雲龍文様の繻子地錦、宵飾りの胴懸は19世紀のカザフ絨毯、見送は毛綴の宮廷宴遊図であったが平成2年梅原龍三郎氏原画の「朝陽図」綴織を、前懸は平成6年に龍図錦織を新調、胴懸は左右共に前田青邨原画で、平成12年・13年新調の紅白梅を用いる。欄縁は、前部だけ凹形に切り込んだ社殿をはっきり見せたもので、天保4年(1833)製作の牛と梅の錺金具がついている。
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第10番 油天神山(動画) 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第10番 油天神山(動画) 

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御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第11番 太子山 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第11番 太子山 

太子山

聖徳太子を祀るのでこの名がある。聖徳太子が四天王寺建立にあたり、自ら山中に入って良材を求めたという所伝にもとづき、他の山がいすれも松を立てているのに対してこの山のみは真木に杉を立て、その樹に小さな如意輪観音像を奉戴している。太子は少年像で右手に斧、左手に衵扇を持つ。前懸は緋羅紗地に阿房宮の刺繍、胴懸は「紺綴織スガ地花鳥樹・獣孔雀文様ベトナム刺繍」が新調され、平成30年から巡行に使用されている。見送は平成15年新調の波濤に飛龍文様錦織を用いる。角金具には立派な飛龍が飾られ、水引には濃紺の房付き網目のものが用いられ胴懸とともにエキゾチックな気分を加えている。宵山には聖徳太子にちなんで知恵がさすかるという「杉守り」「知恵のお守り」が授与される。この山には舞台裏中釣幕という懸装品があり、平成19年に新調されている。
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第11番 太子山(動画) 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第11番 太子山(動画) 

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上映時間  47秒
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御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第12番 保昌山 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第12番 保昌山 

保昌山

丹後守平井保昌と和泉式部の恋物語に取材し、保昌が式部のために紫宸殿の紅梅を手折ってくる姿をあらわしている。御神体(人形)は緋縅の鎧に太刀をつけ、梨地蒔絵の台に紅梅を一杯にもってこれをささげている。頭は明応9年(1500)、胴は寛政6年(1794)の作である。前懸の緋羅紗地に蘇武牧羊図、胴懸の張騫巨霊人に鳳凰虎を配した刺繍は円山応挙(1733〜95)の下絵である。近年それらを復元新調している。下絵は別に屏風に仕立て保存している。見送は福禄寿、弁財天に唐子を配した綴錦で寛政10年(1798)の作、水引は雲龍波濤文様に鳳凰鶴虎を配し、特に孔雀の羽根を縫込んだ刺繍の逸品である。また、平成23年にご神体引敷が新調された。
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第12番 保昌山(動画) 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第12番 保昌山(動画) 

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上映時間 33秒
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御池通 巡行遅延で退席者続出の有料観覧席 御池通 巡行遅延で退席者続出の有料観覧席 

有料観覧席はツアーの一部として山鉾巡行の見物が行われており、1時間もの巡行遅延はスケジュールに致命的である。御池通の向かいの席も空席が目立っている。

現時点で11:40であり、当初予定では余裕を持って11時半に昼食会場に行くはずであった。ツアーの参加人数が4人だったので昼食会場側も30分の遅延を認めてくれたが、200人を超す日帰りコースは予定通りとすれば、8番目の伯牙山で退席となり、全23基の1/3しか見物できなかったことになる。
 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第13番 鶏鉾 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第13番 鶏鉾 

鶏鉾

中国の史話より取材、昔、聖人とされる堯の治世に天下がよ<治まり訴訟用の太鼓(諌鼓)も用がなく苔が生え鶏が宿ったという故事によって、その心をうつしたものという。鉾頭の三角形の中の円形は鶏卵が諌鼓の中にある意味で、鶏鉾の名の象徴となっているともいわれるが、はっきりしたことは不明である。真木のなかほどの「天王座」には航海の神といわれる住吉明神を祀る。天水引は下河辺玉鉉、下水引は松村呉春(1752〜1811)、松村景文(1779〜1843)など四条派画家の下絵になるものである。
前懸のペルシャ絨毯、胴懸の草花文様インド絨毯は、近年復元新調されて用いる。見送は有名な毛綴で近年の調査によるとトロイの皇子ヘクトールが妻子に別れをつげる図であるという。この見送は、16世紀頃ベルギーで製作、江戸時代初期に輸入されたものと考えられ、国の重要文化財に指定されている。また、平成27年(2015)に天水引(後)「金地雲鳳風図刺繍」、平成28年(2016)に天水引(前)「金地日輪瑞雲麒麟図刺繍」が新調された。平成27年(2017)より二番水引「緋羅紗地大鶏頭木瓜巴紋刺繍」三番水引「紺地雲文様窓絵四季花鳥図」が一面ずつ新調される。
 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第13番 鶏鉾 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第13番 鶏鉾 
御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第13番 鶏鉾(動画) 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第13番 鶏鉾(動画) 

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御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第14番 白楽天山(動画) 御池通 山鉾巡行 有料観覧席 第14番 白楽天山(動画) 

白楽天山

唐の詩人白楽天が道林禅師に仏法の大意を問うところである。道林禅師は、緞子地の紫衣を着け、藍色羅紗の帽子をかぶり手に数珠と払子を持ち松の枝の上に座し、白楽天は唐織白地狩衣の衣裳に唐冠をかぶり笏を持って立っている。旧水引は明治5年の調製で孔雀や麒麟などの禽獣を金絲で繍いつめた刺繍、また前懸は文化5年新調された紺地雲龍文様刺繍裂と、万延元年(1860)蟷螂山より買受けた毛綴の三点継もある。毛綴はトロイ城陥落のときアイネイアスが父を救出する図の優品であり、大津祭月宮殿山の見送と双幅である。見送はかつて麒麟龍鳳凰文様の綴錦であったが、昭和28年より山鹿清華作の北京万寿山図の毛織錦のものを用いている。また胴懸及び水引は昭和53年フランスから購入した17世紀製作の毛綴もある。

鶏鉾に踵を接するように白楽天山が続いて来たので驚いた。

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