万歩計　散策点描　梅雨明け間近の京都散策R010717-18　梅雨明け間近の京都散策R010717-18　01祇園祭で賑わう京都散策R010717　頂法寺（六角堂）～がんこ高瀬川二条苑～神輿渡御（頂法寺（六角堂））

	烏丸通　六角通との交差点で右折　交差点の信号の名称標識はない。
	六角通　頂法寺（六角堂）　山門
	六角通　頂法寺（六角堂）　山門　六角堂　紫雲山頂法寺と号する寺で、本堂が六角宝形造であることから、一般に「六角堂」の名で人々に親しまれている。　開基は聖徳太子で、四天王寺建立の用材を求めて太子がこの地を訪れた時、霊告によってこの地に御堂を建て、守護仏の観音像を安置したのが始まりと伝えられている。早くから人々の崇敬を受け、弘仁一三年（八二二）には嵯峨天皇の勅願所となり、また長徳二年（九九六）には花山法皇の御幸があり、西国三十三所観音霊場（現十八番の札所）となったと伝えられる。建仁元年（一二〇一）、親鸞聖人が当寺に一〇〇箇日間参籠して霊告を受け、後に真宗を開宗する根源となった。　本堂には、聖徳太子の持仏と伝える本尊如意輪観音像、親鸞像、毘沙門天立像（重文）などを安置する。本堂前の六角形の礎石は臍石といい、古来、京都の中心に当たるとされてきた。　また、本堂北の本坊は池坊と呼ばれ、室町時代以降、多くのいけ花の名手を輩出した所で、華道発祥の地として有名である。現在も池坊華道の拠点となっている。
	六角通　頂法寺（六角堂）　山門　向かいの鐘楼
	六角通　頂法寺（六角堂）　本堂（六角堂）
	六角通　頂法寺（六角堂）　本堂（六角堂）
	六角通　頂法寺（六角堂）　本堂（六角堂）　草創　用明天皇二年（５８フ）聖徳太子建立　太子大阪四天王子建立のため用材を求めてこの地の入られた時夢に霊告をうけ杉の大樹によって六稜の堂を建て自らの護持仏をここに安置された　本邦伽藍建立の最初であるところから頂法寺という　天治二年初めて炎上其後度々類焼じ寛永一八年の再建には朝廷より陣座御殿の御寄付を得で本堂山門築地等を復興じた　今の御堂は明治九年に再建　創建以来１、４００余年本尊　如意輪観世音菩薩（閻浮檀金御丈一寸八分）　聖徳太子の護持仏で六角堂建立の後は本尊とじて祀り其の守護を小野妹子大臣に命ぜられたと伝える　妹子は入道して専務といい太子沐浴の池のかたわらに坊を営んだので坊号を池坊という　以来子孫が当寺住職とじて守讃し今日に到っている　本尊脇仏には木像地蔵菩薩　像毘沙門天立像（藤原時代作　重要文化財）等を安置する（以下　略）
	六角通　頂法寺（六角堂）　本堂（六角堂）
	六角通　頂法寺（六角堂）　本堂（六角堂）
	六角通　頂法寺（六角堂）　へそ石
	六角通　頂法寺（六角堂）　へそ石　桓武天皇の延暦１２年（７９３）長岡京より甲安京へ遷都の時、六角堂の所在が道路の中央に当たったため天皇が遷座を祈願されたところ御堂が自ら５丈（約１．５ｍ）ばかり北へ退かれたという。この石はその際に取り残された礎石であると伝える。六角堂は下京の町衆の寄合の場であり場所も京都のほぼ中央に当たることから人体にたとえて「へそ石」とも「要石」とも呼ばれている。祇園祭の山鉾巡行の順番を決める「籤収り式」も江戸末期まで六角堂において行われていた。当時は六角通りの中央にあったが、明治期境内に移された。
	六角通　頂法寺（六角堂）　六角堂御幸桜　六角堂御幸桜六角堂御幸桜の由来は、長徳二年（九九六）年、花山法皇の六角堂の御幸により西国三十三所観音巡礼が始まったことを受け、花山院前内大臣が六角堂の桜を見て詠んだ『世をいのる春の始めの法なれば君か御幸のあとはありけり」から名付けられたものてす。六角堂御幸桜は、早咲きの桜でいち早く京都に春の始めを告げてくれます。
	六角通　頂法寺（六角堂）　親鸞堂　親鸞堂親鸞上人は、建仁元年（一二〇一）二十九歳の時、毎夜叡山を下り、この六角堂に百日参籠され、夢中に四旬の偈文を授かり浄土真宗の開祖となられた。ここには、夢のお告げを聞いておられる姿「夢想之像」と六角堂参籠の姿を自刻されたと伝える「草鞋の御影」を安置する。
	六角通　頂法寺（六角堂）　親鸞堂
	六角通　頂法寺（六角堂）　親鸞上人　親鸞上人親鸞聖人は毎夜、比叡山より当寺本堂に百日参籠された。その九十五日目の暁の夢で、当寺ご本尊より「法然の許へ行け」との示現を得た。このお告げによってまた再び百日参籠され、当寺より法然上人の許へと通った。それから二年後、また夢中に「行者宿報設女犯・我成玉女身被犯・一生之間能荘厳・臨終引導生極楽」の偈文を授かり、これによって日本に新しい救いの教えである、浄土真宗を開かれたのである。このお姿は比叡山より当時本堂に参籠され、又再び比叡山へお帰りになろうとされているお姿です。
	六角通　頂法寺（六角堂）　親鸞上人
	六角通　頂法寺（六角堂）　十六羅漢
	六角通　頂法寺（六角堂）　十六羅漢　六角堂　十六羅漢羅漢様とは、仏力教えを護り伝えることの出来る優れたお坊様に与えられた名前てす。十六と言うのは、方法の四方八方を倍にした十六を表し、あらゆる場所に羅漢様が居られることを意味しています。この羅漢様は、「和顔愛語」を実践されいつも「にこにこ」されています。「和顔愛語」の教えとは、いつも優しい顔つきで、穏やかに話しをするように心がけてさえいれば、必ず良い報いがあると、説かれたものです。みなさんも、この羅漢様のように一日でも多くの「一日にこにこ」を心がけましょう。邪鬼この羅漢様の周りには邪鬼がいます。仏教をなかなか理解せず、ひねくれて仏教信者とならない。そんな衆生を邪鬼といいます。中には改心した邪鬼もいて、ここ六角堂には、羅漢様の周りで仏法を学びながらお守りしている者や、本堂前にある大香炉を自分から大喜ひで背中に乗せるけなげな邪鬼もいます。ここの邪鬼は皆、自らすすんで縁の下を支えています。
	六角通　頂法寺（六角堂）　太子堂　本堂背後の人工池に面して建つ、平面六角形、朱塗りの小堂。南無仏太子像（聖徳太子２歳像）を安置する。
	六角通　頂法寺（六角堂）　太子堂　聖徳太子沐浴の古跡
	六角通　頂法寺（六角堂）　太子堂　聖徳太子沐浴の古跡　聖徳太子沐浴の古跡用明天皇の二年（五八七）、聖徳太子は四天王寺を建てるための用材をたずねて、ここ、山城国愛宕郡の柚に入った。夕方御持仏を多良の木に懸け、泉で沐浴をされた。浴後枝にかけた持仏が木から離れず、光をはなって「我は汝の本尊となって七世を経たが、ここは衆生に刊益を与えるるにふさわしい地であるから御堂を建ててほしい」というお告げがあり、この地に六角堂が建立されたと伝える古跡である。
	六角通　頂法寺（六角堂）　本堂（六角堂）
	六角通　頂法寺（六角堂）　本堂（六角堂）　平面六角形の屋根を二重に重ね、手前には入母屋造、千鳥破風付きの礼堂を設ける、複雑な屋根構成になる。明治１０年（１８７７年）の建立。内陣には秘仏本尊如意輪観音像を安置し、向かって左に毘沙門天立像（重要文化財）、右に不動明王立像を安置する。原則として、参拝者は堂内に立ち入ることはできず、堂外からの参拝となる。
	六角通　頂法寺（六角堂）　生花発祥の地碑
	六角通　頂法寺（六角堂）　頂法寺会館　全体模型　１１階建ての頂法寺会館の３階にいけばな資料館があり、生け花の歴史、資料などが展示され係員による解説がある。ただし、写真撮影は禁止されている。なお、生け花の池坊については、山門前の解説板に以下のように書かれている。本堂北の本坊は池坊と呼ばれ、室町時代以降、多くのいけ花の名手を輩出した所で、華道発祥の地として有名である。現在も池坊華道の拠点となっている。
	六角通　頂法寺（六角堂）　山門に向かう
	六角通　頂法寺（六角堂）　山門
	六角通を出て左折、烏丸通へ
	観光バスから見た京都市役所