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港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭〜大佛次郎記念館〜霧笛橋)

【関連サイト】   初夏の横浜の公園巡りH260512(港の見える丘公園(ローズガーデン〜大佛次郎記念館〜展望台)
横浜駅〜掃部山公園〜野毛山公園〜みなとみらい〜港の見える丘公園・元町公園散策H230413(新緑の港の見える丘公園散策)

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山手本通り 突き当りの港の見える丘公園前交差点 山手本通り 突き当りの港の見える丘公園前交差点 
港の見える丘公園 入口 港の見える丘公園 入口 
港の見える丘公園 入口 港の見える丘公園 入口 
港の見える丘公園 公園案内図 港の見える丘公園 公園案内図 

みなとの見える丘公園はひょうたん形で、図の上(フランス山地区)は北西に当たり、現在地は中央のくびれ部分左である。

 港の見える丘公園の現在展望台になっている高台の周りには、幕末から明治の始めにかけてイギリス軍兵舎がおかれ、山のすそにはフランス軍が駐屯していた記録があります。この山は今でもフランス山と呼ばれ親しまれています。
 その後、高台にはイギリス領事館邸が、山側にはフランス領事館が建てられ、高台ではイギリス領事館邸がそのままイギリス館として市民に利用されています。フランス領事館は既になくなっていますが、フランス領事館跡、フランス橋、フランスより寄贈されたバルタールパビリオン等が今でもフランスのなごりを残しています。
 園内の沈床花壇は、刈り込まれたカイズカイブキに囲まれて噴水や緑の芝生があり、ローズガーデンにはバラや季節の花が訪れる人々を楽しませてくれています。
 海に臨んだ展望台や霧笛橋からは横浜港、山下公園、ベイブリッジが見え、晴れた日には房総の山々を眺めることができます。
 また、大佛次郎記念館、神奈川県近代文学館も公園にあり、市内外より多くの観光客が訪れています。
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 

約150品種、約1,200株のイングリッシュローズを中心に、シルバーやブルーを中心とした草花による色彩のハーモニーあふれる庭園です。
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 

庭の歴史
1989(平成元)年9月に市政100周年、開港130周年を記念して横浜市民に親しみのあるバラが「市の花」に制定されました。それを期に、バラがイギリス国花であることからイギリス館のあるこの地に1991(平成3)年5月にバラ園が開園されました。
 このバラ園はモダンローズの四季咲大輪系、四季咲中輪系のバラが主に植えられていました。
その後、2016(平成28)年3月に【横浜みどりアップ計画:都心臨海部の緑花による賑わいづくり】の取り組みの一つとして港の見える丘公園に特色ある3つのバラ園(イングリッシュローズの庭、香りの庭、バラとカスケードの庭)整備を行い、魅力アップが図られました。当時あったモダンローズは園内や市内の他のバラ園に移植され、この庭は、イギリス館と調和するようなバラや宿根草などを植栽した英国風の庭として整備されました。

イングリッシュローズのデザイン
 この庭は、イギリス館(旧英国総領事公邸)を背景にバラ植栽を主として英国風の庭として表現しています。柔らかな色調のバラの表情が様々な形で楽しめるように平面のみならずアーチ、オベリスク等を用いて立体的に配植しています。
 また、バラを引き立てるようにブルー、ホワイトを基調としたクレマチスや宿根草などの草花を一緒に配植して花あふれる景色を作っています。
 植栽地には小さな起伏を付け、その中に小道を巡らせてバラや草花を身近に感じながら散策を楽しめるくうかっbとなっています。

庭の概要
面積 約2,600u バラ品種 約150種類
           植栽数量 約1,200株
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 

時期的な問題もあるのか、それほどバラが咲いていない。例年ならば色取り取りの様々なバラが咲き乱れている。

奥の白い建物は横浜市イギリス館である。
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 

ローズガーデン

 港の見える丘公園のあるこの丘は、開港当時フランス軍とイギリス軍が駐屯し、その後、フランス領事館、イギリス総領事公邸が建築されました。現在、フランス領事館の遺構を残す地区をフランス山地区と呼び、イギリス総領事公邸は、横浜市が買収し、横浜市イギリス館として市民に利用され、平成2年度には横浜市文化財に指定されました。
 平成元年9月に市政100周年、開港130周年を記念し、「市の花」としてバラが制定されました。
 バラはイギリスの国花であり、また、本公園は歴史的背景のあるイギリス館があります。
 横浜港やベイブリッジの眺望もすばらしく、多くの人々が訪れることから、この公園が「バラ園」を整備する最もふさわしい場所として選定され、平成3年5月に開園しました。
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭) 

横浜とバラ

 横浜とバラの関わりは、開港とともに数多くの西洋文化と一緒に上陸したことに始まります。
明治の初め、山手の外国人住宅の庭に梅、桜、菊、ぼたん等、日本の園芸植物と一緒にかつて見たこともない美しい花が咲き誇っており、これを見た人々は「いばらぼたん」とか「洋ぼたん」と読んで、この美しい渡来植物を羨望のまなざしで見ていました。
 その後、外国人との交流が盛んになるにつれて、市民の庭にも植えられるようになりました。
 昭和6年、当時親交のあったアメリカのシアトルに高さ4mの桃山式太閤型の石燈籠を贈ったところ、その返礼として200種3,000本のバラが届けられました。このバラは「日米親善のバラ」として当時の野毛山動物園、山下公園、横浜市児童遊園地に植えられました。
 また、昭和10年から「ばら祭」が催され、その行事のひとつに「バラ行進」があり、馬車や自動車に市長を始め来賓、ミス・ヨコハマが乗ってパレードしました。これが現在5月に開催する国際仮装行列のもとになりました。これらの行事は戦争のため、中止され、バラもすべて姿を消してしまいました。
 昭和24年に「日本貿易博覧会」が山下公園等を会場に開催され、当時最新の「ピース」を始め数種のバラの切り花がサンフランシスコから空輸され世界の注目を集めました。
平成元年9月市民投票で一番人気のあった「バラ」が「市の花」に制定され、横浜博覧会(YES’89)の会場で発表されました。
港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭)から大佛次郎記念館へ 港の見える丘公園(イングリッシュ・ローズの庭)から大佛次郎記念館へ 
港の見える丘公園 大佛次郎記念館前 公園案内図 港の見える丘公園 大佛次郎記念館前 公園案内図 
港の見える丘公園 大佛次郎記念館前 大佛次郎記念館 港の見える丘公園 大佛次郎記念館前 大佛次郎記念館 
港の見える丘公園 大佛次郎記念館前から見える霧笛橋、神奈川近代文学館 港の見える丘公園 大佛次郎記念館前から見える霧笛橋、神奈川近代文学館 

大佛次郎記念館から左に進むと霧笛橋があり、すぐ左から坂を下ると神奈川近代文学館がある。

大佛次郎記念館と神奈川県近代文学館の間には桜の巨木の並木があり、満開時には見事である。
 港の見える丘公園 霧笛橋 港の見える丘公園 霧笛橋 
 港の見える丘公園 霧笛橋 港の見える丘公園 霧笛橋 
港の見える丘公園 霧笛橋前から見えるベイブリッジ 港の見える丘公園 霧笛橋前から見えるベイブリッジ 



 
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