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ニンニンパンダバス 始発 二天門本店
ニンニンパンダバスは今年(平成22年)9月1日から路線を延伸し、従来の浅草寺界隈から入谷(鷲神社)、上野(かっぱ橋道具街)、押上(東京スカイツリー)まで範囲が広がった。さらに11月25日から、浅草警察署脇に奥浅草観光案内所にバス停を設け、経路を大きく変更した。このため、従来花やしきを通っていたが、国際通りにバス停が移設された。また、人気の東京スカイツリーは、観光客が多いため、正規のバス停を設けられず、業平一丁目交差点付近での一時停車で対応している。(二天門本店で係員に確認)
バス停数 16(ROX前は2回停る)
【撮影記録】
平成22年 11月 30日 晴れ
10:15〜12:50 14,700歩 (概算 10.3km)
晴れて13℃前後で風もなく、温かい一日だった。何度探しても見つからないスカイツリーのバス停を係員に確認後、事前に地図と路線図を十分に確認して歩き始めた。それでも路地で道を間違えそうになった所が幾つかあった。 |
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ニンニンパンダバス 路線図
左上角は鷲神社、左下角の四角いコースは合羽橋に向かう周回路、右下角は東京スカイツリーである。
以前は右上の今戸神社から日本堤を経て鷲神社に向かったが、浅草警察署脇に奥浅草観光案内所にバス停を設けたため、9月以前のように浅草見番に向かい、花やしきには寄らずに鷲神社に行くようになった。この経路変更のため、花やしきのバス停は国際通りに移設された。
東京スカイツリーバス停は、建設工事現場でのバス停設置が認められず、あちこち動かしたため、その時々の資料で位置がずれていた。そのため、現在は設けず、他の観光バスのように、業平一丁目交差点付近での一時停車で対応している。乗車の際は、バスに手を上げて合図するように、とのことである。(二天門本店で係員に確認) |
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ニンニンパンダバス 時刻表
従来13時台に赤枠付きで設けられていた臨時便は削除された。これは、運転手の昼休みで原則運休だが、運行することもある、としていたもので、この注意書きが下に小さな字で書かれていたのが混乱を招いたためである。 |
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馬道通り ニンニンパンダバス 二天門本店
ニンニンパンダバスを運行している会社はこの案内所にあり、本店なので「二天門本店バス停」である。間違いではなく、大きな会社の本店をイメージする方が悪い。ただ、一見観光案内所であり、ここがニンニンパンダバスの本店とは表示されていない。
中には浅草寺界隈の観光大地図や、行事の写真が展示されているが、土産物店ではない。ニンニンパンダ関連のグッズが売られている程度であり、観光案内所である。 |
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馬道通り 二天門前交差点で右折
路線延伸以前はこのまま北上し、馬道交差点で右折し言問通りに出て、言問橋西交差点で左折、今戸神社に向かっていた。今はすぐ先の二天門前交差点で右折、台東区民会館横を進む。 |
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浅草寺 二天門
二天門前交差点で左折すると改修が終わった二天門がある。
元和四年(一六一八)、浅草寺観音堂の西南に東照宮が建ち、この門はその随身門であった。その東照宮は
寛永八年(一六三一)と同十九年の再度の火災に、浅草寺の他の諸堂とともに焼失して、江戸城内の紅葉山に移されたが、随身門のみは炎上を免れた。明治初年、神仏分離令によって、随身像は、仏教を守護する四天王のうち東方と南方の守護者である持国天・増長天の二天像に変わり、門の名も二天門と改称された。
現在安置の像は昭和三十二年、寛永寺の厳有院(四代将軍徳川家綱)霊廟の勅額門から移したもので、慶安年間(一六四八ー五二)の作である。 |
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台東区民会館横を進む。
正面に東京スカイツリーが見え、右は観光バスの駐車場になっている。団体客はバスから降り、二天門から浅草寺に入る。 |
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台東区民会館横を進む。 |
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花川戸公園前を通る |
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花川戸公園前を通る |
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東参道交差点で左折、江戸通りへ
東京スカイツリーは第2展望台の建設中で、現在497m(完成時634m)である。翌日(平成22年12月1日)アンテナ部のゲイン塔が据え付けられ、511mとなる。
東武伊勢崎線浅草駅から江戸通りを北上してきた台東区のコミュニティバスである北めぐりんと同じコースを今戸神社まで走る。 |
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ニンニンパンダバス #2 花川戸
9月の路線延伸で出来たバス停である。江戸通りの反対側に戻りの花川戸バス停がある。 |
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江戸通り 言問橋西交差点で言問通りを渡る
この交差点は五差路で、江戸通りは右折し、斜め右上から石浜通り、斜め左上に吉野通りが始まる。言問通りを渡り石浜通りを北上、待乳山聖天に向かう。 |
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江戸通り 言問橋西交差点から見た東京スカイツリー |
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言問橋西交差点 言問通りを渡り、吉野通りを渡って石浜通りへ
言問通りを渡り、一旦吉野通りに出て、さらに横断して隅田川沿いの石浜通りに向かう。 |
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石浜通り 北めぐりん #3 隅田公園
石浜通りの右手は隅田公園で、正面奥の白いビルは、リバーサイド スポーツセンターである。 |
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石浜通り 待乳山聖天
待乳山聖天は、隅田公園 リバーサイド スポーツセンターの斜め前、山谷堀公園の手前にある。 |
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石浜通り リバーサイド スポーツセンター
白いビルは、リバーサイド スポーツセンターである。左に山谷堀公園の旧今戸橋がある |
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石浜通り 山谷堀公園 今戸橋 |
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石浜通り 山谷堀公園 今戸橋
山谷堀がいつ頃掘られたかはっきりしないが江戸の吉原との関係からみてもおそらく江戸初期にできたものであろう。
都下水道局ポンプ場のところから隅田川へと注ぐ約七〇〇メートルにおよぶ山谷堀は、北区の音無川を源とし、飛鳥山の北側、王子権現の下を経て通じていた。
当時、この堀は吉原への通路の一つであった。山谷堀を通るので吉原通いを別名、山谷通いともいった。猪牙船などを仕立ててこのコースを使う遊興はぜいたくとされ、まさにおだいじん遊びだった。
堀の上流の方から日本堤橋、地方橋、地方新橋、紙洗橋、山谷堀橋、正法寺橋、吉野橋、聖天橋、今戸橋と九つの橋がかけられていたが、埋立に伴いすべて取り除かれており、橋台のみが昔の面影を残している。
現在は、水と緑の懇いの公園として整備されている。 |