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海福寺〜五百羅漢寺〜目黒不動尊(瀧泉寺)
海福寺〜五百羅漢寺〜目黒不動尊(瀧泉寺)
中央環状品川線の工事が進む山手通りの羅漢寺交差点で右折、海福寺を訪れる。山門の四脚門に向かう階段の中頃に「文化四年永代橋崩落横死者供養塔及び石碑」がある。文化4年(1807年)の深川八幡の祭礼の時、人出のため永代橋が落ち数百人の人々が水死した。近くの深川海福寺に無縁仏が埋葬され、供養塔が建立された。その先に目黒界隈では珍しく有料拝観(多分唯一の)で、イベントで参拝する人は殆どいない五百羅漢寺がある。目黒不動尊(瀧泉寺)の塀沿いに細道を歩くと仁王門前に出る。
目黒不動尊(瀧泉寺)散策H251027
仁王門前に白井権八と小紫の比翼塚がある。鈴ヶ森刑場で処刑された愛人白井権八と、彼の墓前で自害した遊女小紫の来世での幸せを祈り建てられたという。仁王門を抜けると青木昆陽(甘藷先生)に因んだ甘藷まつりの幕が飾られた男坂があり、その左に垢離堂、青龍の吐水口から流れ落ちる独鈷の滝、水かけ不動明王がある。男坂を上ると本堂で、本堂前広場には災厄除の護衛不動尊、八大童子がある。本堂裏には銅造大日如来坐像があり、目黒不動尊と不動公園の間の道を東進すると墓地の外れに青木昆陽(甘藷先生)の墓がある。
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