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秋の金閣寺(鹿苑寺)散策H251007


【関連サイト】   秋の大阪、京都散策H251007-08(北大路駅〜大徳寺〜金閣寺)
 

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鞍馬口通 突き当り 金閣寺(鹿苑寺)門前 黒門 鞍馬口通 突き当り 金閣寺(鹿苑寺)門前 黒門 

鞍馬口通が南北に走る鏡石通と交差する所が金閣寺(鹿苑寺)門前である。黒門であるが、「門」というより柱である。
金閣寺(鹿苑寺) 参道を西進 金閣寺(鹿苑寺) 参道を西進 
金閣寺(鹿苑寺) 総門前 鹿苑寺 境内案内図 金閣寺(鹿苑寺) 総門前 鹿苑寺 境内案内図 
金閣寺(鹿苑寺) 総門前 熱中症計は警戒 金閣寺(鹿苑寺) 総門前 熱中症計は警戒 

現在時刻は10:45で、熱中症計は、温度は28.1℃、湿度は61%である。

金閣寺(鹿苑寺) 南門前では時刻は10:10で、熱中症計の温度は28.9℃、湿度は60%、警戒であった。温度は下がったものの、湿度は変わらない。温度は木陰のせいで下がった可能性もある。
金閣寺(鹿苑寺) 総門 金閣寺(鹿苑寺) 総門 

金閣寺(鹿苑寺)

 臨済宗相国寺派の山外塔頭寺院で、平成六年(一九九四}に世界大化遺産に登録された。
 足利三代将軍義満が応永四年(一三九七)に営んだ山荘・北山殿を、義満の没後、禅寺に改めたもので、義満の法号「鹿苑院殿」にちなんて鹿苑寺と名付けられた。お釈迎様の骨を祀った舎利殿「金閣」が特に有名で通称金閣寺と呼ぱれている。
 金閣は、「法水院」と呼ばれる寝殿造の初層、「潮音洞」
と呼ばれる武家造の二層、「究竟頂」と呼ばれる禅宗仏殿造の三層から成り、公家文化と武家文化を折衷した建築様式は、北山文化の象徴とされる。二層、三層は漆塗の上に金箔が張られ、屋根の上には中国の伝説の鳥・鳳凰が輝いている。
 初層に義満公坐像と宝冠釈迦如来像が、二層に岩屋観音坐像と四天王像が、三層に仏舎利がそれぞれ安置されている。  昭和二十五年(一九五〇)に放火により焼失したが、昭和三十年(一九五五)に再建され、昭和六十二年(一九八七)に漆の塗替えや金箔の張替え修理が行われた。
 壮大な池泉回遊式庭園は、特別史跡及び特別名勝に指定され、金閣を写す鏡湖池の北方には、萩の違い棚と南天の床柱で名高い茶室夕佳亭がある。
金閣寺(鹿苑寺) 総門 金閣寺(鹿苑寺) 総門 
金閣寺(鹿苑寺) 入場券の御札 金閣寺(鹿苑寺) 入場券の御札 

入場券は金閣寺の御札で、受付で提示すると観光パンフレットがもらえる。この御札は大きいため扱いに困るらしく、庭園内の数ヶ所に不要御札回収ボックスが設けられている。
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 

30年ほど前に係長として勤務していた大阪時代に来たことがあるが、これほど鮮やかな金色ではなかったように思う。
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 

金閣・鹿苑寺の歴史

 お釈迦様の舎利(お骨)をまつった舎利殿「金閣」が特に知られ、金閣寺とよばれていますが、正しくは「鹿苑寺」と言い、臨済宗相国寺派の禅寺です。
 この地は、鎌倉時代に。西園寺公経の別荘「北山第」が在りましたが、足利三代将軍義満が気に入り、応永4年(1397年)に西園寺家から譲り受け、山荘「北山殿」を造りました。
 金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世に現したと言われ、後小松天皇(一休禅師の父)をお招きしたりしました。室町幕府は中国(明国)との交易を盛んに行い、北山文化の中心地として発展しました。
 義満没後、遺言により夢窓国師を開山(初代の住職)とし義満の法号鹿苑院殿から二字をとり、鹿苑寺と名づけられました。
 1994年、世界文化遺産に登録されました。
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 

庭園

 金閣の前にある鏡湖池を中心とし、葦原島など大小の島々や、当時の諸大名がきそって石を献納してその名が付けられた畠山石や赤松石・細川石などの名石が配されています。西の衣笠山を借景とした庭園は室町時代の代表的な池泉回遊式庭園で、国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。
 方丈の北側には京都三松の一つで舟形をした「陸舟の松」があり、義満が自分で植えたと言われています。
 金閣の後を進むと、義満がお茶に使ったと伝えられる「銀河泉」、手を清めた「巌下水」があり、それに隣接する「龍門の滝」は、鯉が滝を登ると龍になると言われる中国の故事「登竜門」に因んだ「鯉魚石」が置かれています。「安民沢」は昔からある池の名前で、中の島には「白蛇の塚」があります。
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 

舎利殿(金閣)

 金閣の二層と三層は、漆の上から純金の箔が貼ってあり、屋根は椹の薄い板を何枚も重ねたこけら葺で、上には鳳凰が輝いています。一層は寝殿造で法水院、二層は武家造で潮音洞とよばれています。三層は、中国風の禅宗仏殿造で究竟頂とよばれ、三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物です。
 昭和62年(1987年)秋、漆の塗替や金箔の貼替、更に天井画と義満像の復元を行いました。又、平成15年(2003年)春、屋根の葺替が行われました。
金閣寺(鹿苑寺) 方丈 金閣寺(鹿苑寺) 方丈 

方丈は庭園見物とは別料金である。
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 

金閣舎利殿

一層は寝殿造で法水院、二層は武家造で潮音洞、三層は禅宗仏殿造で究竟頂とよばれ中には仏舎利をおまつりしています。
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 
金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 金閣寺(鹿苑寺) 鏡湖池 金閣 
金閣寺(鹿苑寺) 庭園 銀河泉(義満公 御茶の水) 金閣寺(鹿苑寺) 庭園 銀河泉(義満公 御茶の水) 
金閣寺(鹿苑寺) 庭園 巌下水(義満公 お手洗いの水) 金閣寺(鹿苑寺) 庭園 巌下水(義満公 お手洗いの水) 
金閣寺(鹿苑寺) 庭園 龍門の瀧、鯉魚石 金閣寺(鹿苑寺) 庭園 龍門の瀧、鯉魚石 

登竜門の故事に因み、鯉に見立てた石が滝に打たれている。
金閣寺(鹿苑寺) 庭園を散策 金閣寺(鹿苑寺) 庭園を散策 
金閣寺(鹿苑寺) 庭園を散策 金閣寺(鹿苑寺) 庭園を散策 
金閣寺(鹿苑寺) 庭園 池 「安民沢」 金閣寺(鹿苑寺) 庭園 池 「安民沢」 
金閣寺(鹿苑寺) 庭園 白蛇の塚 金閣寺(鹿苑寺) 庭園 白蛇の塚 

白蛇は弁財天の使いなり。
弁財天は智慧弁舌芸能福徳を与える神で家運を盛んにしてくれます。
ここは繁栄を極めた西園寺家の旧跡です。
金閣寺(鹿苑寺) 庭園を散策 金閣寺(鹿苑寺) 庭園を散策 
金閣寺(鹿苑寺) 庭園 夕佳亭 足利八代将軍義政公 遺愛 富士形手水鉢 金閣寺(鹿苑寺) 庭園 夕佳亭 足利八代将軍義政公 遺愛 富士形手水鉢 
金閣寺(鹿苑寺) 庭園 茶亭「夕佳亭」 金閣寺(鹿苑寺) 庭園 茶亭「夕佳亭」 

金森飛騨守宗和候の好みで後水尾天皇献茶の聖跡。
現代のものは明治七年の再建。
中央床柱に南天の古木を用い右手に萩の違い棚(萩の木の根の方と枝先とを交互に組合わせて中央に鶯宿梅を配す)を設ける古今の名席といわれる。
茶室の手洗い鉢は義満公伝来。
金閣寺(鹿苑寺) 庭園 茶亭「夕佳亭」 金閣寺(鹿苑寺) 庭園 茶亭「夕佳亭」 

後水尾天皇献茶聖跡
金森宗和候好

 江戸時代の茶道家・金森宗和が好んだ数寄屋造りの茶席で、夕日に映える金閣が殊に佳いと言うことから「夕佳亭」と名付けられた茶席で、正面の床柱が有名な「南天の床柱」です。その右にある三角の棚が「萩の違棚」、中央の古木が「鶯宿梅」です。1997年、解体修理が行われました。茶席の前の石灯籠と富士形の手水鉢は、慈照寺の「銀閣」を建てた足利八代将軍義政が愛用したものと言われ、茶席横の「貴人榻」は身分の高い人の椅子という意味です。
金閣寺(鹿苑寺) 不動堂 金閣寺(鹿苑寺) 不動堂 

 不動堂に祀られる本尊は弘法大師が作られたと伝えられる石不動明王で、霊験あらたかな秘仏として広く一般に信仰されています。節分と8月16日に開扉法要がいとなまれます。
金閣寺(鹿苑寺) 不動堂 金閣寺(鹿苑寺) 不動堂 
金閣寺(鹿苑寺) 黒門を出て右折、木辻通(鏡石通)へ 金閣寺(鹿苑寺) 黒門を出て右折、木辻通(鏡石通)へ 



 
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