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新春の靖国神社H260106

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新春の靖国神社 大鳥居(第一鳥居) 新春の靖国神社 大鳥居(第一鳥居) 

大鳥居(第一鳥居)は靖国神社御創建五十周年記念として大正十年に建立されたが、昭和十八年戦力増強のため撤去されてそのあとに小さな檜の鳥居が建てられていた。
全国約一万七千名の芳志に基づく浄財一億六千万によってこの大鳥居を再建復原して御祭神二百四十五万余柱の英霊に捧げるものである。

昭和四十九年十月七日
新春の靖国神社 表参道 撤収作業が進む正月参拝者向け露店の大テント 新春の靖国神社 表参道 撤収作業が進む正月参拝者向け露店の大テント 

大テントの裏には日露戦争時の常陸丸殉難記念碑を始め、シベリア出兵時の田中支隊忠魂碑などの碑が木立の奥に並び立つ。
新春の靖国神社 表参道 大村益次郎銅像 新春の靖国神社 表参道 大村益次郎銅像 

 大村益次郎は文政七年(一八二四)周防国鋳銭司村(現、山□県山口市)の医者の家に生まれ、はじめ村田蔵六といった。広瀬淡窓について儒学を、緒方沢庵について蘭学を学び、嘉永の初め宇和島藩に仕えてはじめて西洋式軍艦を設計建造。さらに江戸に出て私塾「鳩居堂」を開き、幕府の講武所教授等を勤め蘭学者、蘭方医、兵学者としてその名を高めた。ついで桂小五郎の推薦により長州藩に仕え、慶応二年、第二次長州征伐の折に、石州□の戦を指揮して幕府軍を破り戦術家として脚光を浴びた。戊辰戦争では新政府の軍務局判事に任じられ、大総督府に参じ東北の乱を平定。ついで兵部大輔に任じられ、建議して軍制を洋式に改める事を主唱したため攘夷主義者を刺激し、京都出張中の明治二年(一八六九)九月、不満士族に襲われて重傷を被り、同年十一月五日大阪にて歿した。四十六歳。
 明治二年八月、戊辰戦争の戦歿者を祀る東京招魂社(現、靖國神社)の創建に際し、社地選定のため同月十二日、この地を視察したことも記録に見え、靖國神社創建者としての功績は大きく、明治十五年、伯爵山田顕義らにより銅像の建立が発議され、宮内省から御下賜金の御沙汰もあり、彫刻師大熊氏廣に塑型の製作が委嘱された。
大熊氏廣の帰朝後、漸く明治二十六年にいたりこの地にわが国最初の西洋式銅像が建立された。大熊はキヨソネの描いた大村益次郎の肖像画や遺族らに取材しながら製作にあたったという。陣羽織をつけ左手に双眼鏡をもち、東北の方を望む姿は、上野東叡山にたてこもる彰義隊討伐の時の様子と言われる。
新春の靖国神社 外苑休憩所 新春の靖国神社 外苑休憩所 

第二鳥居前の土産物店で、小泉元首相以来、首相をテーマにした饅頭販売で有名である。以前は、ここと国会でしか売られていなかったが、漫画宰相として有名な麻生総理時代はは秋葉原でも買うことが出来た。
新春の靖国神社 外苑休憩所 名物土産物 新春の靖国神社 外苑休憩所 名物土産物 

この土産物は自民党系と民主党系の2店が製造、販売しており、小泉元首相で味をしめた店は、その後の短命政権で在庫の山を築き、民主党政権下では石破、小泉進次郎でしのいでいた。
民主党系の店は鳩ポッポ人気で売れるかと思ったが、歴代の不評でさっぱり売れなかった。
一昨年年末のの政変でどのようになるのか話題になったが、久しぶりに1年以上続く政権となり、「ねじれ解消餅」、「トリだ!、飛行機だ!、晋ちゃんマンだ! クッキー」が前面に並び、「タロ・カポネ 花林糖」も売られている。
新春の靖国神社 第二鳥居 新春の靖国神社 第二鳥居 

第二鳥居前に大灯籠が2基あり、昭和10年に富國徴兵保険(現在の富国生命)が奉納した日本一の大灯籠で、右が日露戦争の旅順港閉鎖での広瀬中佐の図などの旧海軍左に旧陸軍の「清国事変 天津城ノ攻撃」の図などの有名戦闘場面が描かれている。
新春の靖国神社 第二鳥居前 全国靖国献酒会 新春の靖国神社 第二鳥居前 全国靖国献酒会 

第二鳥居前右側には全国靖国献酒会の菰樽の銘酒が展示されている。
新春の靖国神社 第二鳥居での境内案内図 新春の靖国神社 第二鳥居での境内案内図 
新春の靖国神社 神門前 全国靖国献酒会 新春の靖国神社 神門前 全国靖国献酒会 
新春の靖国神社 神門前 全国靖国献酒会 新春の靖国神社 神門前 全国靖国献酒会 
新春の靖国神社 神門 新春の靖国神社 神門 
新春の靖国神社 神札拝受所が並ぶ参道 新春の靖国神社 神札拝受所が並ぶ参道 

既に盛りを過ぎたため閉鎖されているが、三ヶ日には破魔矢などを売る臨時拝受所が賑わい、お神酒も飲むことが出来る。
新春の靖国神社 中門鳥居、拝殿 新春の靖国神社 中門鳥居、拝殿 
新春の靖国神社 拝殿 新春の靖国神社 拝殿 

仕事始めなので、団体で参拝するサラリーマンが多い。
新春の靖国神社 拝殿前の神札拝受所 新春の靖国神社 拝殿前の神札拝受所 
 新春の靖国神社 拝殿脇 奉納 靖国大絵馬 新春の靖国神社 拝殿脇 奉納 靖国大絵馬 

 この大絵馬は、愛知県名古屋市伊勢絵馬協賛会安田識人氏から御祭神奉慰のため昭和五十三年から奉納ぃただいているもので、横ニ.七六メートル、高さ二.一九メートルのジャンボ絵馬として新春の靖国の名物となっている。

この大絵馬の午の絵は、破魔矢に付く絵馬にも縮小されて描かれている。
新春の靖国神社 参集殿脇 奉献酒銘柄展 新春の靖国神社 参集殿脇 奉献酒銘柄展 

第二鳥居や神門前に展示されていた菰樽の銘柄ラベルが展示されている。日本全国から奉納されているかと思ったら、関東、東北など東日本中心でせいぜい石川、福井など北陸止まりである

参集殿にはお祓いを受ける企業のサラリーマンが順番を待っている。
新春の靖国神社 参集殿脇 全国神社奉納絵馬展 新春の靖国神社 参集殿脇 全国神社奉納絵馬展 

明治神宮、根津神社、東郷神社など、馴染みの深い神社の絵馬も飾られている。
新春の靖国神社 参集殿脇 全国神社奉納絵馬展 新春の靖国神社 参集殿脇 全国神社奉納絵馬展 

中央に銀の絵馬があり、府中の大国魂神社である。その周囲には荻窪神社や鎌倉宮などの絵馬が飾られている。
新春の靖国神社 参拝者で賑わう中門鳥居 新春の靖国神社 参拝者で賑わう中門鳥居 

参集殿から中門鳥居に戻り、参道を横切って南門に向かう。
新春の靖国神社 南門 新春の靖国神社 南門 

南門の右側には「幕末志士ゆかりの練兵館跡」の碑があり、出ると靖国通りである。



 
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