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目次に戻る アルハンブラ宮殿−1(カルロス5世宮殿〜アラヤネスのパティオ〜獅子のパティオ) アルハンブラ宮殿の外壁沿いにレアル・デ・ラ・アランブラ通りを歩き、アルハンブラ宮殿のプレートがある門から入館する。カルロス5世宮殿の円柱の中庭を経てアルカサバ(城塞)の横を通り、マチューカの中庭からナスル宮殿に入る。スペイン王カルロス1世で、神聖ローマ皇帝としてはカルロス5世が造った宮殿は列柱が見事だが、イスラム様式が溢れるアルハンブラ宮殿とはしっくりしていない。 アルハンブラ宮殿−2(二姉妹の間〜リンダラハのパティオ〜パルタル庭園) 王の寵姫だった二姉妹の間は獅子のパティオの北側にあり、見どころの多いナスル宮殿内で最も精密な天井装飾が施されハチの巣状の天井が圧巻でまるで鍾乳洞にいるかのようである。リンダラハのバルコニーは二姉妹の間の奥にあり、ハ一レムの女性たちの憩いの場所だったといわれアーヴィンクを魅了したという幾何学的にデザインされた植木が美しい。荒廃したアルハンブラ宮殿に滞在し、その体験をもとに1832年、「アルハンブラ物語」を上梓した作家アーヴィングの部屋を通り、アルバイシン地区が一望できる回廊は名所の一つである。明確には分からないが、前夜のフラメンコショーが行われたのは丘の上の建物付近ではないかと思う。 ヘネラリーフェ庭園は14世紀初期に整備されたグラナダ王の夏の離宮で、建設当初の施設はあまり残されていないが、水をふんだんに利用した庭園は美しい。南東の角でアルハンブラ宮殿と連絡しており、左に谷を挟んでアルハンブラ宮殿を見つつ進むと糸杉を加工したの門やアーチがあり、さらに花壇やバレンシアオレンジの並木を歩くとアセキアの中庭に着く。アセキアとは水路のことで、全長50mほどの縦長の庭の中央に細長い水路が設けられ、左右に並ぶたくさんの噴水から水が絶え間なくふり注いでいる。黒竹や糸杉などのの並木道を南東に歩いて出口を出ると土産物店があり、バス駐車場に至る。
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