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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒井及び喞筒井接続暗渠 
量水器室の説明板の後方に喞筒井及び喞筒井接続暗渠があり、狭いため7〜8人単位でヘルメットを被って暗渠に入る。使用されていないため、異臭はない。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒井及び喞筒井接続暗渠 量水器室 
地上に量水器の原理が書かれた案内板があるが、その下に本体がある。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒井及び喞筒井接続暗渠 喞筒室暗渠(阻水扉室暗渠)  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒井及び喞筒井接続暗渠 喞筒室暗渠(阻水扉室暗渠) 
二系列に分けられて沈砂池を通過した下水は、喞筒井接続暗渠により喞筒室の直前でひとつとなり、阻水扉室を通って喞筒井へ流入します。喞筒井は、大きく四つに区切られ、その配置は漢字の「大」のようになっています。
阻水扉室には、底弁を修理する時に喞筒井を締め切るための阻水扉の扉体が壁面のフックに掛けられています。また、東側壁には直径0.91m(3尺)の構内返水管渠が接続されています。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒井及び喞筒井接続暗渠 10号喞筒井  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒井及び喞筒井接続暗渠 10号喞筒井  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒井及び喞筒井接続暗渠 10号喞筒井 
喞筒井とは、下水をポンプでくみ上げるためにポンプの吸込管を配置した枡のことです。10号喞筒井は、昭和8年(1933年)から10台目のポンプ用として使用されました。
10号ポンプには停電時の逆流を防ぐための逆止弁を送水管の途中に取り付けました。そのため、吸込管の先端にはラッパ管が取り付けられました。
すべての喞筒井には、整流用にコンクリート造の山型ガイドが設けられました。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室 
南側に張り出す東西両翼をもつ左右対称の喞筒室の立面は、規則的に並んだ柱型と、張り出しの少ない軒によって区画されています。その外観は、垂直線と水平線を用いた平坦な面で構成されており、当時国内で流行していたセッション様式の影響が見られます。
喞筒室は、屋根を支える下部がアーチ型を呈する変形キングポストトラス鉄骨による大空間となっています。10台(当時は9台)のポンプが設置され、地下は流入渠、喞筒井接続暗渠、喞筒井などがあります。左翼側は2階建てで受電室、配電盤室、蓄電池室などが配置されていました。
右翼側は3階建で事務室、倉庫、便所などが配置されていました。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室 ヴェンチュリーメーター  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室 ヴェンチュリーメーター 
ヴェンチュリーメーターは流量の記録を行います。測定は量水器室内のヴェンチュリ一管で行い、ヴェンチュリ一管の頭管(太い部分)と喉管(細い部分)の外周にそれぞれ8箇所ある孔から圧力水が取り出され、喞筒室に設置されている記録計へ送られました。
記録計は英国ジョージ・ケント社から大正11年(1922年)に輸入されました。当時の価格で32,860円と高価なものでした。(当時の米10kgの価格は約2円) |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室 48吋ヴェンチュリーメーター(量水器)の原理 
配管の細い部分を流れる水の速度は、太い部分を流れる連度より早くなり、流れの圧力は反対に小さくなります。
ヴェンチュリー管内の圧力は圧伝導管により水柱管に伝わります。水柱管の水位は、ヴェンチュリー管内の圧力に比例して変化し、フロート(浮標)が上下します。’
すなわち、この高圧側と低圧側の二つのフロートの水位差(圧力差)から流量を計測し、連続して記録できる計測装置がヴェンチュリーメーター(量水器)です。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室 汚水ポンプ 
喞筒室には、10台(当初は9台)のポンプが設置され、地下の喞筒井から下水をくみ上げていました。当初のポンプは「ゐのくち式渦巻ポンプ」といいます。これは、東京帝国大学教授井口在屋博士が明治38年(1905年)に発表した、渦巻ポンプの原理を数学的に解明した世界初のポンプ理論にもとづき製作された渦巻ポンプでした。
現在のポンプは、昭和39〜48年(1964〜1973年)にかけて取り替えられたもので、当初のポンプからすると第二〜四代目にあたります。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 喞筒室 汚水ポンプ  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 一馬蹄形しンガ敷きの下水管ー 
大正11年〜平成11年3月まで77年間使用
巾 288cm
高さ 183cm
これは三河島処理場に流入する浅草路線の一部で、主ポンプ室流入渠改造工事に伴って掘り出されたものです。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 土運車引揚装置用電動機室 
坂の下には濾格室上屋があり、その脇から土運車引揚装置(インクライン)を使って沈砂やゴミを運んでいた。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 土運車引揚装置用電動機室 
土運車引揚装置(インクライン)を動かすための電動巻上機が設置された建物で、ここから巻上機の運転操作を行っていました。
昭和37年(1962年)にインクライン設備が撤去された際に、巻上機も撤去されています。しかし現在でも、床に機械基礎の跡を見ることができます。 |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 土運車引揚装置用電動機室  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 土運車引揚装置(インクライン) レール遺構  |
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三河島水再生センター(旧三河島汚水処分場 ポンプ場施設) 阻水扉室、沈砂池、喞筒室  |