|
都営 三田線 巣鴨駅
【撮影記録】
平成24年 9月 30日 晴れ 通り雨
9:45〜13:05 18,100歩(概算 12.7km 地図上 12.7km)
巣鴨〜西高島平
営業距離 11.9km 駅数 13
夕方から強い台風17号が関東に来るとのことだったが、志村三丁目駅手前で激しい通り雨があっただけで、問題はなかった。蒸し暑さはあったものの、30℃を切っており、さすがに残暑は終わったようである。
巣鴨地蔵通りと旧中山道板橋宿を整理すつことも目的の一つだった。 |
|
白山通り(国道17号) 巣鴨駅前商店街を北上
商店街を出て、巣鴨地蔵通りに入る手前に江戸六地蔵の真性寺がある。 |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 巣鴨 真性寺前 案内板
江戸・東京の農業 旧中山道はタネ屋街道
旧中山道を通る旅人の中には弁当を食べるため、街道沿いの農家に立ち寄り、縁側を使わせてもらう人などもいました。
旅人は、農家の庭先や土間で見慣れない野菜を見かけると、国元で栽培しようと、タネを欲しがる人も多く、やがては農家の副業としてタネを販売するようになりました。その後、江戸・東京が生んだ滝野川ゴボウ、滝野川ニンジンなど優れた野菜が出現するとタネを扱う専門店ができ、明治の中期には巣鴨のとげぬき地蔵から板橋区清水町にいたる約6kmの間にタネ屋問屋が9戸、小売店が20戸も立ち並びさながら、タネ屋街道になっていました。
寛永20年(1643)の代官所に申告した書き付けに、長野県諏坊からきたタネの行商人が榎本種苗店(豊島区西巣鴨)に仕入れにきた模様が記されています。
馬12〜3頭をひいてタネを仕入れ、帰り道「萬種物」の旗を立てて街道のタネ問屋に卸していったり、農家に販売して歩くなど、さながら富山の薬売りと同じようにタネも行商により商われていました。 |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 真性寺 江戸六地蔵
巣鴨地蔵通りは旧中山道で、真性寺は江戸六地蔵の建立の4番目である。但し参拝の順番としては3番目である。
聖武天皇勅願、行基菩薩開基と伝わる真言宗の寺。境内左手に江戸六地蔵のひとつ、蓮華台を含めると約3m45cmの大地蔵が鎮座している。江戸六地蔵は街道の尊像として建立されたもので、当寺は中山道に面し、江戸時代の旅人が道中の無事を祈った。 |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 真性寺 江戸六地蔵
真性寺由緒沿革
当寺は、醫王山東光院真性寺と称し、真言宗豊山派に属し、奈良県桜井市初瀬にある總本山長谷寺の末寺であります。
当寺の開基は、聖武天皇勅願行基菩薩開基と伝えられています。中興開基は元和元年(西暦一六一五年)祐遍法印であります。
御本尊は薬師如来てありまして、古来より秘仏として一切開扉されて来ておりません。当寺は、江戸時代より弘法大師御府内八十八ヶ所第三十三番札所・江戸六地蔵参り第三番となっています。
巣鴨は中山道の江戸への入り口に当たり、八代将軍徳川吉宗公が度々狩りに来られ、当寺が御膳所とされていました。 |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 真性寺 江戸六地蔵
境内には関東大震災の慰霊碑や、日露戦争の戦勝記念碑などが多くある。
秋には境内を使って菊まつりが行われている。 |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 真性寺 江戸六地蔵 |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 真性寺 江戸六地蔵
像の高さは二.二.六八八メートル。深川の地蔵坊正元が発願し、江戸市中から多くの賛同者を得て、江戸六地蔵第四番(巡拝の順番は三番目)として、正徳四年(一七一四)ごろ建立したものである。
製作者は神田鍋町の鋳物師太田駿河守正儀。大正一二年(一九二三)の震災により破損したが修理されている。
なお、江戸六地蔵は次のとおりである。
品川寺 品川区南品川三丁目
東禅寺 台東区東浅草二丁目
太宗寺 新宿区新宿二丁目
真性寺 豊島区巣鴨三丁目
霊巌寺 江東区白河一丁目
永代寺 江東区(消滅)・・・深川不動尊に遺構あり |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 真性寺 江戸六地蔵 |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 真性寺 江戸六地蔵 |
|
巣鴨地蔵通り(旧中山道) 入口
巣鴨地蔵通りは旧中山道で、北西に進むと庚申塚を経て新撰組局長近藤勇が斬首された墓所があるJR埼京線板橋駅に着く。その先が今回歩く板橋本町駅までの板橋宿である。
巣鴨地蔵通りについては、次ページにまとめた。 |
|
折戸通り 西巣鴨三丁目交差点で左折折、白山通り(国道17号)へ
巣鴨地蔵通りの庚申塚交差点で右折し、折戸通りを歩く。 |
|
白山通り(国道17号) 都電荒川線 新庚申塚駅
三ノ輪橋駅行きの都電が踏切を渡りかけている。 |
|
白山通り(国道17号) 都電荒川線 新庚申塚駅
白山通りの左手に三ノ輪橋駅行きの、道路の反対側に早稲田行きの停留所がある。 |
|
白山通り(国道17号) 西巣鴨交差点で明治通りを渡リ、中山道(国道17号)へ |
|
都営 三田線 西巣鴨駅
西巣鴨交差点手前にある。 |
|
白山通り(国道17号) 西巣鴨交差点で明治通りを渡リ、中山道(国道17号)へ
西巣鴨交差点を渡ると中山道(国道17号)と改称する。
右から明治通沿いの首都高5号池袋線の高架が曲がって中山道の上を走る。 |
|
中山道(国道17号) 滝野川花いっぱいの会
地域のボランティアによって整備されている花壇がある。 |
|
中山道(国道17号) 滝野川五丁目交差点
右の高架は首都高5号池袋線である。 |
|
中山道(国道17号) 埼京線の跨線橋を渡る
左に埼京線の板橋駅がある。 |
|
中山道(国道17号) 新板橋駅前交差点
交差点を左折したところに新板橋駅があり、そのまま進むと埼京線板橋駅に出る。 |
|
都営 三田線 新板橋駅 |
|
中山道(国道17号)を北西に進む |
|
中山道(国道17号) 旧中山道 板橋宿入口
中山道の北側にあるりそな銀行の右側に入口がある。 |
|
旧中山道 板橋宿(平尾宿) 入口
旧中山道 板橋宿は別ページにまとめた。 |