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フランス周遊(パリ〜モン・サン・ミッシェル〜パリ)H240330〜0401


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  パリ散策(オペラ通り、ルーブル美術館、オルセー美術館)H240330

 朝6時半にホテルを出て9時前にローマ空港に着き、アルプスの雪景色を見つつ、2時間のフライトでパリのドゴール空港に着く。空港から高速道路を使ってパリ市内に出て、ホテルに荷物を預けて市内見物に出る。
 パリのオスマン通りにあるホテル アンバサダーからオスマン通りを散策、大きな食料品スーパーがあるギャラリー ラファイエット百貨店に寄り、ワインや、チーズなど土産にもなる物をツアーガイドが紹介した後、解散、自由行動となる。目の前のオペラ座(北側)からオーベル通りに出て、オペラ座(西側)を歩いてオペラ座正面に出る。 
オペラ座正面前のオペラ広場からオペラ通りを南下、ルーブル美術館に向かう。パリは日本のように交差点の名前が表示されていないため、地図と比べながらサン=ロック通り、ピラミッド通りとの交差点を過ぎ、ルーブル美術館前の噴水に着く。右折してサン=トレノ通りを北西に進み、名前が不明な大きな交差点で右折してピラミッド通りへ入り、明後日のパリ市内見物のオプショナルツアーの集合場所であるマイバス社を探す。ピラミッド通りを北上し、レストランROYAL OPERAがあるオペラ通りとの合流点に出て右折、オペラ通りを南下してホテル デュ・ルーブルの脇を通り。ルーブル美術館に進む。

 ルーブル美術館はガラスのピラミッドのナポレオン・ホールに対し、正面(東側)がシュリー翼、左(北側)がリシュリュー翼、右(南側、セーヌ川側)はデゥノン翼と呼ばれる。金曜の14:45であるが、幾重にも重なる列を見て入場を断念した。見物には3時間かかると言われるルーブル美術館はナポレオン・ホールに入り、入場券を買って地下から3つの翼に向かう。カルーゼル広場のカルーゼル凱旋門は、ナポレオンの前年の勝利を祝し、1806〜08年に建設された。凱旋門から覗くとコンコルド広場のオベリスクが見え、その奥に2倍の大きさがある有名なエトワール凱旋門が一直線に見える。
 チュイルリー公園は、ルーブル宮殿の西にありパリ・コンミューンで焼け落ちたチュイルリー宮殿の庭園だった。両脇が芝生で、真ん中の広々とした歩道を歩き、大噴水の先にオベリスクが立つコンコルド広場へ出る。コンコルド広場は当初ルイ15世の騎馬像が設置されていたが、フランス革命で撤去され、革命広場となった。ここでルイ16世、マリーアントワネットが断首された刑場でもあった。

 コンコルド広場からセーヌ川に架かるコンコルド橋を渡ると下院の国民議会(ブルボン宮)で、左折してセーヌ川沿いのアナトール・フランス通りを歩く。セーヌ川観光船や、米国3代大統領 トーマス ジェファーソン像が南詰に飾られた鋼鉄製の歩道橋であるレオポール・セダール・サンゴール橋、スフインクス像があるレジオン・ドヌール宮と進み、かつての駅舎を利用した美術館で、印象派絵画が充実しているオルセー美術館に至る。
 セーヌ川沿いのアナトール・フランス通りを歩き、ルーブル美術館のデゥノン翼が向かいに見えるロワイヤル橋を過ぎ、カルーゼル橋を渡り、ルーブル美術館のカルーゼル広場を通り抜け、オペラ通りを北上する。オペラ座のオペラ広場で左折、オーベル通りを通り、ギャラリー ラファイエット百貨店前で右折、オスマン通りを東進してホテルへ向かう。

  モン・サン・ミッシェル散策H240331

 7時半にホテルを出て、12時過ぎに着く4時間半のバス旅行である。有名なエトワール凱旋門の右を通り抜けパリ市内を出て、高速道路でモン・サン・ミッシェルへ向かう。今回のツアーで唯一天気が良くなく、9時過ぎから霧が急に出てきて一時は歯科視界20m程になった。モン・サン・ミッシェル手前で晴れ間が広がり、モン・サン・ミッシェルの堤防前でに入る前にふわふわオムレツが名物のレストランに寄る。食事をする前はきれいに晴れていたが、次第に雲が出てきてモン・サン・ミッシェルもぼやけてきた。
 駐車場から見たモン・サン・ミッシェルは、如何にも中世には要塞としての機能も持っていた、と感じさせる光景である。大通り門から参道に入ると名物のプラールおばさんの「ふわふわオムレツ」店があり、王の門を抜けると土産物店が並ぶ狭い参道で、階段を上って行く。参道の終わりにジャンヌダルクの像が立つサン・ピエール教会があり、美しいステンドグラスや竜を退治するサン・ミッシェル(大天使ミカエル)像がある。

 サン・ピエール教会から狭い階段を上リ続け、修道院の哨兵の門から急な階段を上るとチケット売り場である。大階段を上り、付属教会正面へ向かう。修道院前からの風景は、断崖絶壁からの光景である。
 付属教会前の西テラスから見ると、干潟で遊ぶ観光客がいるが、これは昔潮の満ち引きで溺死した巡礼者などと同じ状況とのことである。高い天井、林立する列柱が荘厳さを醸し出す付属教会の聖堂を見物後、13世紀に増築されたが、その装飾の美しさからラ・メルヴェイユ(驚嘆)と呼ばれる修道院の居住区画に向かう。ラ・メルヴェイユ(驚嘆)の庭園と柱列廊を通り、その広さにただただ驚く修道士の食堂に至る。
 修道士の食堂の下に撤去されているが暖炉跡がある王侯・騎士の食堂があり、付属教会の地下墓地。荷物昇降用の大車輪が残る地下倉庫と巡る。地下墓地、地下倉庫とも単なる広場である。聖ミカエル騎士団の騎士室、ガイドブック、土産物販売コーナーと経て、城壁沿いの道をを下り、サン・ピエール教会、王の門と過ぎて大通り門から出る。

 3時間ほどのモン・サン・ミッシェル滞在を終え、高速道路でパリに戻る。行きと違い霧はないが、曇り空である。パリ市内に入る手前で事故渋滞に巻き込まれるが、運転手の機転でコースを変更し、セーヌ川沿いに走り、エッフェル塔、コンコルド広場、オペラ座と経て、ホテルに戻る。

  パリ散策(エッフェル塔、モンマルトル、オペラ座)H240401

 ホテル・アンバサダーからオスマン通りを東進、ギャラリー・ラファイエット百貨店前交差点で左折して、ラ・ファイエット通りを南下 オペラ座の東側からオペラ通りを南下する。パリには日本のように銀座四丁目交差点などの交差点名が表示されていない。そのため赤い日除けテントがある「ROYAL OPERA」の右を通りピラミッド通りへ進み南下、マイバス社に至る。
 ルーブル美術館のカルーゼル凱旋門前を通り、セーヌ川河畔のラ・コンシェルジェリー、パリ市役所、ポンピドーセンターと過ぎ、セーヌ川河畔のノートルダム寺院、リュクサンブール公園と周ってセーヌ川沿いのアナトール・フランス通りに出る。第1日曜で入場無料のため長蛇の列のオルセー美術館を過ぎ、コンコルド広場からシャンゼリゼ大通りに入り、マリニー劇場を経て、エッフェル塔に向かう。
 わずか10分間の下車見物なので、エッフェル塔の下まで往復する程度である。シャン・ド・マルス公園は1855年以来何度も万国博が開かれた場所で、北西の端にエッフェル塔がある。

 エッフェル塔からコンコルド広場を経てシャンゼリゼ大通りに入り、凱旋門を通りモンマルトルに向かう。駐車場からサクレ・クール寺院へ向かう。
 ケーブルカーに乗り、丘の上のサクレ・クール寺院に入る。完成からまだ100年に満たない寺院であるが、白亜の美しい寺院である。寺院は日曜のミサで警備員が静謐を保つよう努めており、ガイドの説明もなく、ただ許された巡回路を廻るだけだった。寺院の左にテルトル広場(画家の広場)があり、レストランや土産物店が並ぶが、道には多くの画家が並び、似顔絵を描いている。帰りはケーブルカーを使わず、長い階段を下りる。
 見物後、観光バスからムーラン・ルージュなどのモンマルトルの歓楽街を見つつ、マイバス社に戻る。

 観光バスから降り、ルーブル美術館前の噴水から北上し、オペラ座(正面)で左折、オーベル通りへ進んでオペラ座(西側)入口から内部見学に参加する。別ページにまとめたオペラ座を見物後、オペラ広場からオーベル通りへ戻り、ギャラリー ラファイエット百貨店前交差点で右折、オスマン通りを東進してホテルに戻り、帰国のための準備を行う。

 ガルニエ宮を改造したオペラ座は、公演がない時は内部を見学できる。見学入口階の受付には英仏独伊西の5ヶ国のパンフレットがあるが、日本語は一時的に切れているとのことであった。受付を済ませて中へ進み、半円球のドーム屋根が付いた常連客のロトンダ、ピュティアの泉と進み、大階段を上るが、途中に座席の等級に応じて設けられた座席制限の入口がある。上ると博物館があり、扉が並ぶ廊下を歩いて客席に入る。客席は金の豪華な装飾や、シャガールの天井画が目を奪う。

 2階の客席前の廊下から見下ろす大階段は大きいだけでなく、手すりの柱の立派な彫刻や天井を飾る天井画、シャンデリアが見事である。客席を出るとグラン・ホワイエと呼ばれる壮麗な天井画やシャンデリヤで飾られたロビーで、その先にロッジ(回廊)と呼ばれる片側または両側が柱だけで吹放ちの廊下があり、そこからオペラ広場が一望できる。大階段を降り、見学入口階の子供用のバレーの服、靴の他に、オペラ公演のDVDやCD、オペラ座のガイドブックが売られているショップに寄って外に出る。



 
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