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万歩計



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後楽園駅〜伝通院〜護国寺

【関連サイト】   丸ノ内線H2406(後楽園駅〜茗荷谷駅〜池袋駅)
有名仏閣 伝通院
有名仏閣 護国寺

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東京メトロ 南北線 後楽園駅 東京メトロ 南北線 後楽園駅 受付風景 

後楽園駅〜伝通院〜護国寺〜サンシャインシティ〜大塚駅〜巣鴨庚申塚〜巣鴨地蔵通り〜六義園〜駒込駅(総行程 10.0km)

【撮影記録】
平成25年 1月 26日 晴れ
09:10〜11:25 15,100歩(概算 10.7km)

天気は良く、歩き始めは快晴で、終わり頃に少し雲が出た程度だった。しかし温度は4℃以下と寒く、昼過ぎからは曇天となって天候悪化の兆しもあった。
基本は今まで歩いたコースの組み合わせだが、サンシャインから大塚駅まで西巣鴨橋通りから宮仲公園通り(都道436号  旧癌研通り)を経るコースは初めてだった。

「東京まちさんぽシリーズ」は第1回が平成21年5月で、エントリーしていたが2ヶ月前の東日本大地震で中止となり、その後再開しているのを知らなかった。
千川通り 東京メトロ 南北線 後楽園駅 千川通り 東京メトロ 南北線 後楽園駅 

地上に出て左折するとすぐ先に富坂下交差点が見える。右折するとこんにゃく閻魔で知られる源覚寺がある。
千川通り 富坂下交差点で右折、春日通りへ 千川通り 富坂下交差点で右折、春日通りへ 

春日通の地下を池袋駅まで丸の内線が走り、今回のコースと重なる。
 春日通り 富坂 春日局之像 春日通り 富坂 春日局之像 

春日局之像は富坂の礫川公園沿いにあり、春日の地名の由来も書かれている。
春日通り 富坂上 中央大学理工学部 春日通り 富坂上 中央大学理工学部 
春日通り 旧町名由来 富坂 春日通り 旧町名由来 富坂 

 西富坂町、上富坂町、中富坂町、下富坂町、餌差町の5か町は、昭和15年の改正で、次のニつの丁目に分けられた。
 ・富坂1丁目:下富坂町、餌差町の一部
 ・富坂2丁目:上富坂町、中富坂町、西富坂町の1部
 富坂の町名は、伝通院前から春日町交差点に下がる富坂の坂名から付けられた。坂名は鳶が多くいたので鳶坂、転じて富坂になったという。また、春日町交差点の谷(二ヶ谷)をはさんで東西に坂がまたがって飛んでいるので、飛坂ともいわれ、飛坂から富坂になったともいう。
 餌差町は、鷹狩に使う鷹の餌になる小鳥を刺し捕える幕府の役職の屋敷があったからといわれる。
春日通り 伝通院前交差点で右折、伝通院前通りへ 春日通り 伝通院前交差点で右折、伝通院前通りへ 
伝通院前通り 日本指圧専門学校 浪越指圧治療センター 伝通院前通り 日本指圧専門学校 浪越指圧治療センター 
伝通院前通り 日本指圧専門学校 浪越指圧治療センター 伝通院前通り 日本指圧専門学校 浪越指圧治療センター 

昭和40年代前半にワイドショーで指圧教室を行い、独特の笑い声でも人気を博した浪越徳治郎像が飾られている。
伝通院前通り 伝通院 山門 伝通院前通り 伝通院 山門 

伝通院の山門は長らく工事が行われていたが、今年(平成24年)の3月に落慶法要が行われた。

白木造りがきれいな反面、重厚さがかける気もした。

伝通院

正式名称は「無量山 傳通院 壽経寺」。
伝通院は徳川家康公が生母お大の方の法名にちなんでいるとされます。浄土宗の関東十八檀林の一つで、常時1000人の学僧が修行していたそうです。境内には、お大の方、徳川秀忠公の長女千姫をはじめとして徳川家ゆかりの墓が数多くあります。
伝通院 本堂 伝通院 本堂 

 当山は、応永二十二年(一四一五)、浄土宗第七祖了誉聖冏上人が開山されました。当時は小石川極楽水(小石川四丁目)の小さな草庵で、無量山寿経寺という名て開創されました。
 それから約二百年後の慶長七年(一六〇二)八月二十九日、徳川家康公の生母於大の方か七十五歳、伏見城て逝去。その法名を「傅通院殿」と号し、この寿経寺を菩提寺としたことから傅通院と呼ばれるようになり、以来千姫(天樹院殿 二代将軍徳川秀忠公・於江の方の長女)や孝子の方(三代将軍徳川家光公の正室)、於奈津の方、初姫など多くの徳川家の子女達が埋葬されるようになりました。
 当山には開創六百年におよぶ長い歴史の側面を物語る著名な方々のお墓が現存しております。
春日通り 椿の街路樹 春日通り 椿の街路樹 
春日通り 東京学芸大学 付属 竹早小、中学校 春日通り 東京学芸大学 付属 竹早小、中学校 
春日通り 小石川五丁目交差点 播磨坂 春日通り 小石川五丁目交差点 播磨坂 

右折すると桜並木で有名な播磨坂があり、下ると小石川植物園がある。
春日通り 小石川五丁目交差点 播磨坂 春日通り 小石川五丁目交差点 播磨坂 

播磨坂のさくら並木

 この通りは、戦災復興事業における付近一帯の土地区画整理によって、都市計画道路環状三号線の一部として造られました。
 江戸時代、この辺りは松平播磨守の上屋敷でした。また、千川(小石川)が流れる低地一帯には「播磨田んぼ」が広がっていたことから、新しくできたこの坂を「播磨坂」と呼ぶようになりました。
 立派なさくら並木(現在127本)は、昭和35年に「全区を花でうずめる運動」で植えられた若木(樹齢15年)が育ったものです。昭和47年からは、毎年4月初めに「文京さくらまつり」が行われ、多くの人々に親しまれています。
 平成7年(1995)3月には、全体が「水と緑と彫刻のある散歩道」として整備され、年間を通じて楽しめる新しい名所となりました。
春日通り 小石川五丁目交差点 播磨坂 春日通り 小石川五丁目交差点 播磨坂 
春日通り 東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅 春日通り 東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅 
春日通り 跡見学園 春日通り 跡見学園 

所謂お嬢様学校の跡見学園である。
春日通り 大塚一丁目交差点で左折 春日通り 大塚一丁目交差点で左折 

右折すると大塚四丁目交差点で不忍通りに突き当たる。

春日通りの構造上、丸ノ内線は右の道に進んで、左に曲がって新大塚駅がある大塚五丁目交差点で春日通りに合流し、池袋駅に向かう。
春日通り お茶の水女子大学 春日通り お茶の水女子大学 
春日通り 大塚三丁目交差点で左折、不忍通りへ 春日通り 大塚三丁目交差点で左折、不忍通りへ 
春日通り 大塚三丁目交差点で左折、不忍通りへ 春日通り 大塚三丁目交差点で左折、不忍通りへ 
不忍通り 大塚三丁目交差点から富士見坂を下る 不忍通り 大塚三丁目交差点から富士見坂を下る 
不忍通り 大塚三丁目交差点から富士見坂を下る 不忍通り 大塚三丁目交差点から富士見坂を下る 

 坂上からよく富士山が見えたので、この名がある。高台から富士山が眺められたのは、江戸の町の特色で、区内には同名の坂が他に二ヶ所ある。坂上の三角点は、標高28.9mで区内の幹線道路では最高地点となっている。むかしは、せまくて急な坂道であった。大正13年(1924)10月に、旧大塚仲町(現・大塚三丁目交差点)から護国寺前まで電車が開通した時、整備されて坂はゆるやかになり、道幅も広くなった。また、この坂は、多くの文人に愛され、歌や随筆にとりあげられている。

 とりかごをてにとりさげてともわがとりかひにゆくおほつかなかまち
  会津八一(1881〜1956)

  この道を行きつつ見やる谷越えて蒼くもけぶる護国寺の屋根
 窪田空穂(1877〜1967)
不忍通り 護国寺惣門 不忍通り 護国寺惣門 

護国寺惣門は不忍通りの護国寺前交差点手前にひっそりとある。

この惣門は、護国寺の方丈への軸線上にあり、寺院の門と共に住宅の門 という、性格をあわせもっている。形式は、社寺系のものではなく、江戸時代武家屋敷門の五万石以大の大名クラスの、格式に相当する形式と偉容をもっている。当寺が幕府の厚い疵護のもとで、高い格式を保持した歴史を反映している。大名屋敷表門で現存するものは、いずれも江戸時代後期のものであるのに対して、この門は、中期元禄年間のもので、特に貴重な文化財である。
不忍通り 護国寺前交差点 不忍通り 護国寺前交差点 

護国寺を突き当たりとするT字路の交差点で、左折するると音羽通りを南下して江戸川橋に向かう。
不忍通り 護国寺前交差点 大本山 護国寺 仁王門 不忍通り 護国寺前交差点 大本山 護国寺 仁王門 

護国寺は、徳川5代将軍綱吉が生母桂昌院の願いにより創建し、後に将軍家の武運長久を祈る祈願寺となった。重要文化財の本殿や、近江三井寺から移築された月光殿、仁王門、惣門など創建当時を偲ばせる。明治期以降は著名人等の墓所となり、三条実美山縣有朋田中光顕大隈重信などが眠る。

護国寺

五代将軍徳川綱吉の生母 桂昌院様の発願によって天和元年(1681)に創建された寺院です。境内の東隣が皇族墓地となっています。観音堂(本堂)は元禄10年(1697)に建立され約300年間当時の姿のまま残っています。書院様式を伝える貴重な建物である月光殿とともに重要文化財に指定されています。



 
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