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東京メトロ 南北線 本駒込駅 東京メトロ 南北線 本駒込駅 

本駒込駅前は本郷通りで、右手の駒込方向(北)に進む。
本郷通り 最初の交差点で本郷通りを渡り、北上 本郷通り 最初の交差点で本郷通りを渡り、北上 

渡って直ぐ先に目赤不動尊の門柱が見える。
本郷通り 旧町名案内 駒込片町 本郷通り 旧町名案内 駒込片町 

むかし、駒込村の内であった。後、麟祥院(春日局の菩提寺)領の農地となった。元文2年(1737)町屋を開き、岩槻街道(将軍日光御成道)をはさんで、吉祥寺の西側の片側町であったので駒込片町と称した。 
 南谷寺の目赤不動は、もと動坂にあったが、寛永のころ(1624〜44)三代将軍徳川家光が鷹狩の途中立寄り、目黒・目白に対して目赤不動と命名し、寺を現在地に移した。
本郷通り 目赤不動尊(南谷寺) 本郷通り 目赤不動尊(南谷寺) 

 比叡山南谷出身の万行律師により元和年間(1615〜1624)に開基。万行律師は伊勢国の赤目山で不動明王を授かり、諸国めぐりの後、駒込村動坂に庵を結び、赤目不動と号した。その後、寛永5年(1628)に徳川家光の命により現在の地へ移され、名も目赤不動と改めた。目黒不動や目白不動などとともに、江戸五色不動尊のひとつに数えられる。
目赤不動尊(南谷寺) 目赤不動尊(南谷寺) 

 この不動尊は、もとは赤目不動尊と言われていた。元和年間(1615〜24)万行和尚が、伊賀国(いまの三重県)の赤目山で、黄金造りの小さな不動明王像を授けられ、諸国をめぐり、いまの動坂の地に庵を結んだ。
 寛永年間(1624〜44)、鷹狩りの途中、動坂の赤目不動尊に立ち寄った三代将軍家光から、現在の土地を賜わり、目赤不動尊とせよとの命を受けこの地に移った。それから目赤不動尊として、いっそう庶民の信仰を集めたと伝えられている。
 不動明王は、本来インドの神で、大日如来の命を受けてあくをこらしめる使者である。剣を持ち、怒りに燃えた形相ながら、お不動さんの名で庶民に親しまれてきた。江戸時代から、目赤、目白、目黄、目青、目黒不動尊は五色不動として、その名が知られている。
 目白不動尊は、戦災で豊島区に移るまで区内の関□二丁目にあった。
目赤不動尊(南谷寺) 目赤不動尊(南谷寺) 
目赤不動尊(南谷寺) 不動堂 目赤不動尊(南谷寺) 不動堂 

江戸五色不動尊は、徳川家光が天海大僧正の献策により天下泰平を祈願し、設けたもので、目黒、目白、目赤、目青、目黄である。成立年代、寺の特定などには異論がある。

目黒不動 - 瀧泉寺(目黒区下目黒) 東急目黒線 不動前駅
目白不動 - 金乗院(豊島区高田) 副都心線 雑司が谷駅
目赤不動 - 南谷寺(文京区本駒込) 南北線 本駒込駅
目青不動 - 教学院(世田谷区太子堂) 東急田園都市線 三軒茶屋駅
目黄不動 - 永久寺(台東区三ノ輪) 地下鉄日比谷線 三ノ輪駅
目赤不動尊(南谷寺) 江戸五色不動 案内 目赤不動尊(南谷寺) 江戸五色不動 案内 

五色不動の寺名と、住所が書かれている。
目赤不動尊(南谷寺) 不動堂 目赤不動尊(南谷寺) 不動堂 

本駒込駅に戻り、南北線で後楽園に着いて、大江戸線の春日駅まで歩いて乗り換え、上野御徒町駅に着く。日比谷線の仲御徒駅まで歩いて乗り換えて三ノ輪駅に向かう。
東京メトロ 日比谷線 三ノ輪駅 東京メトロ 日比谷線 三ノ輪駅 

三ノ輪駅を出ると、目の前に大関横丁交差点がある。
三ノ輪駅前の大関横丁交差点で左折、明治通りへ 三ノ輪駅前の大関横丁交差点で左折、明治通りへ 

大関横丁交差点は南西から北東に向かう日光街道と、北西から南東に向かう明治通りが交差する。
明治通り 目黄不動尊(永久寺) 明治通り 目黄不動尊(永久寺) 

目黄不動(永久寺)の門はいつも閉まっており、昨年(平成23年)のイベントで初めて開いていた時はびっくりした。

例によって閉まっており、門の上からカメラを入れて中を撮った。その後日比谷線で日比谷駅に行き、三田線に乗り換えて目黒駅に向かう。
明治通り 目黄不動尊(永久寺) 明治通り 目黄不動尊(永久寺) 

江戸五色不動尊は、徳川家光が天海大僧正の献策により天下泰平を祈願し、設けたもので、目黒、目白、目赤、目青、目黄である。成立年代、寺の特定などには異論がある。

目黒不動 - 瀧泉寺(目黒区下目黒) 東急目黒線 不動前駅
目白不動 - 金乗院(豊島区高田) 副都心線 雑司が谷駅
目赤不動 - 南谷寺(文京区本駒込) 南北線 本駒込駅
目青不動 - 教学院(世田谷区太子堂) 東急田園都市線 三軒茶屋駅
目黄不動 - 永久寺(台東区三ノ輪) 地下鉄日比谷線 三ノ輪駅
明治通り 目黄不動尊(永久寺) 明治通り 目黄不動尊(永久寺) 

 目黄不動は、江戸五色不動の一つとして知られている。江戸五色不動とは、目白、目赤、目黒、目青、目黄の各不動尊のことで、寛永年間(一六二四一四三)の中頃、徳川三代将軍家光が寛永寺創建で知られる天海大僧正の具申により、江戸府内の名ある不動尊を指定したと伝える。
 不動明王は、密教ではその中心仏とされる大日如来が、悪を断じ、衆生を教化するため、外には忿怒の形相、内には大慈悲心を有する民衆救済の具現者として現われたとされている。また、宇宙のすべての現象は、地、水、火、風、空の五つからなるとする宇宙観があり、これらを色彩で表現したものが五色といわれる。
 不動尊信仰は、密教がさかんになった平安時代初期の頃から広まり、不動尊を身体ないしは目の色で描きわけることは、平安時代(七八四−一一七九)すでに存在したという。



 
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